こんにちは。
アオアシ。
今大人気のサッカー漫画です。
累計発行部数は1300万部を突破しておりアニメ化も実現している今すごく勢いのある作品なんです。
今回はそんな大人気アオアシの数多くあるの中から厳選して名シーン5選をお届けしていきます。
【アオアシ】名シーン①〜葦人地元から東京へ〜
葦人は元々愛媛で過ごしていましたので、合格し愛媛をでて単身東京に行くことになります。
葦人の家は兄と母の三人暮らしで、決してお金に余裕がある家ではありませんでした。
最初は東京に試験を受けに行くことも、反対していた葦人の母ですが、
合格を見て嬉しい気持ちと、サッカーに葦人を取られる感覚で寂しい気持ちになります。
そんな母と葦人は何度も真剣に話し合おう(行きたい気持ちと家計などについて)としましたが、母はそれを避けます。
どちらの気持ちもわかりますよね。
好きなことをしたい葦人と複雑な母。
葦人もきっと家族にお金とかでも負担をかけてしまうと分かっているからこそなかなか踏み込めないんでしょう。
母の気持ちもわかる...歳を重ねると素直に自分の感情を出せないんですよ。
私もどうしてもぶつかり合うことを避けてしまいます。
葦との母は元々とてもサバサバしており湿っぽいのが苦手とした母親だったので、悲しいやしんみりは余計に出したくないんでしょうね。
葦人は兄に、母を楽させてあげたい。と言います。
母がいないから、と打ち明けた葦人ですが、実は母に聞かれてしまってます。
そして旅立ちの日、電車に乗る直前、葦人は兄から母から預かったものを受け取ります。
ポイント
中にはなんと手紙と通帳。そして新しいスパイク
手紙には母の精一杯の本音が書かれていました。
中でも感動するのが、
- 『生活費はどれだけかかるか分からないから、ここから出すように。大事に使いなさい』
- 『ずっとスパイク買ってあげられなくてごめんね』
もう号泣。
涙止まりません。
私も、社会人になって一人暮らしをする時、母親が実はこっそり貯めていた私に宛てたお年玉を貯金した口座のカードと通帳をもらったので完全に自分とも重ねちゃいました。
母親って目に見えていない部分で凄いことしていてかっこいいんですよ、ほんと。
このシーンなしではアオアシは語れないほどの名シーンです!!
【アオアシ】名シーン② 〜葦人最大の挫折。まさかのポジション転向〜
葦人はサッカーのポジションで、FW(フォアード)という一番相手のゴールに近く攻撃していくポジションです。
細かな動きや技術が必要とされますが自分にその技術がないことを痛感していきます。
そんな中でも、さまざまな課題を乗り越えていく葦人ですがそんな中でも特大の難関にぶつかります。
ある試合終わり、福田監督から衝撃的なことを言い渡されます。
『 DFに転向しろ 。 』
衝撃的な展開です。
主人公が怪我とかをしたわけでもないのにポジション転向。
DF(ディフェンス)とはFWとは真逆、自陣に一番近く守備を主に置いているポジションです。
なぜ??
福田監督は、DFのなかでもSB(サイドバック)に適していると言います。
SBは片方サイドと後ろにしか敵がおらず、ある程度の自由が与えられます。
そんなSBで福田監督は葦人の視野の広さ、俯瞰の目を武器に司令塔になって欲しいと考えたのです。
少し納得しちゃう理由ですね•••。
視野が広い人が指示をする方が的確ですね。
得点にこだわる葦人は最初受け入れられずにいました。
でも葦人はこの特大の挫折と課題を乗り越えて、のちにユースのSBとして素晴らしい活躍をするんです。
福田監督の見る目もすごいですよね。これも一種の才能ですね。
【アオアシ】名シーン③ 〜一条花の涙〜
冒頭で、恋愛も含まれるとお伝えしましたが、とてもピュアピュアな状態で続いている関係があります。
葦人と一条花です。
一条花とは、福田監督の妹でよく練習や試合に顔を出したりしています。
葦人とは、入団試験の場で出逢います。
花は葦人が試合前に好きなものを好きなだけ食べている姿を見て、献立表を作り定期的に葦人に渡すようになります。
そのうち葦人は花の応援と存在が必要になり、花は葦人を見るために試合を見にいくようになるんです。
献立表作ってくれるって尽くしてくれますねー。そんな女性なかなかいないですよ出会って間もない関係性で。
アシトが羨ましいなぁと思ってしまいました。
そしてある試合。葦人はサッカーに深くのめり込み過ぎてしまい危うい精神状態で試合を迎えてしまいます。
そして試合で、シュートを止めるために手を出してハンドで退場になってしまうんです。
そんな試合をいつものごとく花とそしてたまたま愛媛から見に来ていた葦人の母が目の当たりにします。
葦人の母は隣で退場になってしまった葦人を涙を浮かべながら見ていた花を見て、
アシトを愛しているのね。と言います。
その言葉に花のいろんな想いが爆発しさらに涙が出てきます。
このシーンです。初めて花が葦人に対しての好意を認めたシーンです。
心が痛すぎる。裏の努力や追い込みすぎて焦っている葦人を見てきたからこその涙。
だからと言って、相手を大切に愛おしく思っていないとこんなにも涙って出ないと思います。
この後も葦人と花には色々なエピソードがありますが、まだ結ばれていません。
葦人も花も恋愛は邪魔になる、とそれ以上考えないようにしています。
いつその気持ち溢れて止められなくなりますかね。
確かに恋愛にのめり込むとスポーツ並みに周りのことが厳かになっちゃいます。
でも、愛の力って仕事やスポーツをする上で大きな支えや糧になると思います。
葦人と花がお互いを支え合っていく未来が早く描かれることを心待ちにしております。
【アオアシ】名シーン④ 〜阿久津の強さ〜
ユースのメンバーの一人に阿久津という葦人の一つ上の先輩が登場します。
阿久津は葦人の入団試験の時に出会い、出会った時から阿久津は葦人のことを因縁をつけてきます。
私は最初、本当に阿久津のこと、嫌いでした。笑
その関係も物語が進むにつれて改善されます。
葦人が成長していくように、阿久津も物語で成長していきます。
元々阿久津はサッカーのセンスが抜群です。
福田監督も日本人として規格外と評しています。
性格最悪ですけど実力だけは確かなんですよね。
阿久津はのちにチームの主将に任命されます。
主将になってから阿久津は、周りとも最低限コミュニケーションをとり、葦人にアドバイスをするなどをするようになります。
めっちゃいい奴になってきてるじゃん、と私含めみんなの好感が上がった矢先、ある出来事で阿久津の過去が描かれます。
阿久津の過去は想像を絶するものでした。
ポイント
・実家はゴミ屋敷
まともな教育を受けていなかったんですね。
阿久津の性格の悪さも納得がいくかも...(失礼)
そんな母親から手紙が来たのをきっかけに試合直前に阿久津は母と再会します。
再会した時の母親は、もうガンで余命も短く衰弱している状態でした。
そんな母親を受け入れ、過去を受け入れ他阿久津は、その日病院に泊まり母のそばにいることにします。
阿久津...。
いいやつじゃん。
というより心が強い人だ...。
名シーンでありこのシーンは阿久津の好感度が右肩上がりだったのが急上昇したシーンでもあります。
ちょいちょい家族関係で泣かせてくるぜ、アオアシ!!!
【アオアシ】名シーン⑤ ~頑張り過ぎてるあなたに~
最後はまたまた花の登場です。
あなたは何か熱中していること、頑張って取り組んでいることはありますか。
仕事の人も、勉強の人も、葦人のように何かスポーツを頑張っているかもしれませんね。
こういう人になりたい。こんな仕事に挑戦したい。
私はそんな思いで転職したりもしました。
幼少期のころは色んなスポーツにも緒戦しました。
進学の時には、受験で過去一番に勉強に取り組んだこともありました。
そんな時、必ずあることを思い浮かべます。
もっと上手くなりたい。もっと出来るようになりたい。と
葦人もそうです。
葦人は熱中しすぎると周りが見えなくなります。
そう、頑張りすぎてしまいます。
葦人の頑張りは尊敬しますが、私もこの花のセリフと同じことを思います。
逃げていいよ、たかが○○じゃないか。
頑張りすぎず、でも後悔はないように。
息詰まったら、その事が辛いなら、たまには逃げていいんだ。
命には変えられない。
その人の人生には変えられませんからね。
ですが、作中にもあります。逃げるな。というセリフも出てきます。
試合などの勝負時に、困難な壁にぶつかった時、自分の苦手とする状況に陥った時。
やはり、そういう時は逃げるな。と言われますよね。
...どっちなんだよ!!!
私もそう思ってしまう時あります。
でも本当に仕事でも、スポーツでも、そのことが嫌いで心を病んでしまう。身を削ってしまう。
それなら逃げていいと思います。
逃げるのも、逃げ切るのと、今日だけと限定で逃げることもあると思います。
あなたも、充分頑張っています。
頑張りすぎず、頑張ってください。(深いなあ)
そして、熱中出来るものを変えながら、極めながら、頑張っていきましょう。
花のこのセリフで、私も張り詰めていた不安や、気から少し解放され、楽になりました。
葦人は本当に幸せ者だ。
花ちゃん、結婚してくれーーー。(無理)
【アオアシ】名シーンまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は
- アオアシの簡単なあらすじ
- 名シーン①〜葦人、地元から東京へ〜
- 名シーン②〜葦人最大の挫折〜
- 名シーン③〜一条花の涙〜
- 名シーン④〜阿久津の強さ〜
- 名シーン⑤~頑張り過ぎてるあなたに~
を紹介しました。
あなたの思う名シーンはなんですか??
同じでしたか???
もしもまだ読んでいない場合は、ネタバレをしていますが、実際に読むともっとアオアシの深さを感じられると思います。
このほかにも本当に名シーンは多いです。
葦人含め阿久津はもちろん、他のメンバーの成長も感じられます。
感動と情熱で心を揺さぶられる泣く作品になっています。
あとは、葦人と花ですね。
二人の純粋で相手想いな、そして確実に芽生え育んでいる愛の行く末を一緒に見守っていきましょう。
それでは、また。