才能に恵まれている人や、どんどん上に登って行ける人。
たくさんの人に愛されたり信頼されている人。
そんな人たちを羨み、妬み、自分と何が違うのかと考えたりする事はありませんか??
努力、運、才能、私もよく自分よりもいいものを持ち合わせている人に、時に憧れ、時に好いて、時に少し妬んでしまったりしていました。
かたや好かれる側は、才能のある人はどんな思いで過ごしているんだろう。
私は、そっちの気持ちについて考えたこともありませんでしたが、ある漫画を読んで
自分のひん曲がった考えと偏見に気づくことができました。
アオアシに登場する栗林晴久。
彼は天才側の人間でした。
フィールド上に自分の全てを置いてきたような男。
彼は仲間からそう言われています。
天才といわれる栗林晴久はどんな人物なのだろうか。
今回はアオアシに登場する栗林晴久について紹介していきます!!
決してメイン所のキャラでもなければ描かれたシーンが多い訳ではありませんが、
そんな少ない登場回数の中でも凄まじい存在感とオーラを放つ人物なんです。
どんな人物なのか。
どんな性格なのか。
順を追って紐解いていきます!!
まずはプロフィールからです。
【アオアシ】栗林晴久のプロフィール
⚽ HAPPY BIRTHDAY ⚽
本日「6月13日」誕生日のキャラクターは…
🎉 🎉
栗林晴久
cv.梅原裕一郎🎉 🎉
誕生日おめでとう❗#アオアシ pic.twitter.com/XgqdtOYs6n
— 『アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) June 12, 2022
- 【名前】栗林晴久
- 【誕生日】6月13日
- 【星座】ふたご座
- 【血液型】A型
- 【身長】178cm
- 【体重】66kg
栗林は16歳ながら、トップチームでJリーグデビューした『エスペリオンユースの最高傑作』と評される天才。
ポジションはMF(ミッドフィールダー)
そしてとても偏食。(親近感)
身長や体重から見るとそこまで特徴があるわけではありません。
背がかなり高い訳でもガタイがしっかりしている訳でもないんです。
でも栗林には不思議と異様なオーラを感じるのです…
同性ながら私はちょっと怯みました。笑
何がじゃあ持ち味なの??何を以てして天才なの??
答えはシンプルに技術。
栗林は本来であれば年齢的にU-18日本代表なのですが。
天才なので!!飛び級です。
U-20日本代表に呼ばれます。
恐らく彼も努力してきての結果だとは思いますが、デビューエピソードや飛び級を聞くとやはり天才。と言ってしまいますね。
続いてその数々の天才といわれるエピソードをもう少し深く掘り下げていきます。
【アオアシ】華々しいデビュー!!栗林晴久が天才と言われるポイントとは
栗林はエスペリオンのトップチームに2種登録としてデビューします。
トップチームの監督であるガルージャからもトップチームでも技術的には全く劣っていないと高く評価しました。
もう、天才。というよりも別格ですね。
ここまでの技術を持っている栗林自身はデビュー戦でその自信と技術を観客に、世間に見せつけていきます。
技術に確固たる自信があり、トップチームでスタメンを奪取しようとします。
そんな栗林を見て、エスペリオンユースの監督である福田監督は一度ユースに栗林を戻します。
冷静さを欠いていると怪我をし選手生命に関わりかねないと思ったからです。
実は福田監督自身が怪我で選手の道を断たれた経験があります。
だからこそ彼の人生を棒に振らないようにと、言い放った言葉は重みがあり説得力のある言葉でした。
栗林も福田監督の意見を受け入れ、ユースで数試合戦った後にプロ契約をすることになります。
いやいや、プロ選手になるの確定で話が進んでいるのがもう別格すぎる...
ちなみに、天才と言われるのはエピソードだけではありません。
試合中の天才と言われる栗林のプレーをまとめると。
天才と言われるポイント
・まさに至宝。日本中から集まった最強の味方の心が折れるほどの1番の技術
・いかなる局面でも、どれを選んでも正答となる4つの選択肢を持つ
・危機的状況でもチームを鼓舞するため煽る最強の精神力
いや...天才。しかもう言葉が出ませんね。
他になんの言葉を当てはめられるか結構考えましたが、なかなかないレベルです。
煽ると記載がありますが、チームを鼓舞するためのチームに対しての煽りです。
みんなの心が折れたり、チームの雰囲気や流れが悪くなる時、相手に対しての闘争心が消えず、むしろ燃え続けるんです。
そんな、天才最強栗林ですが、普通ならば他のメンバーから孤立するような存在になっていてもおかしくはありません。
ましてや自分の技術に自信があるのなら尚更僻みなども受けやすいし、周りとは別格だと浮いたりしかねませんよね。
でも栗林は違いました。
彼は仲間からの信頼も厚く、チームからも愛されているんです。
え??
あんなにとっつきにくいオーラしているのに??(失礼)
私は栗林と友達でもないので、妬んだりしませんが、こんな天才的な人が近くにいたら、自分自身と比べたりして妬んじゃったりしないの??
そう思いました。
冒頭でも少しお話ししましたが、愛されている側の考えとともに、なぜ栗林が周りから愛されているのかをご紹介していきます。
【アオアシ】栗林の会話の時差と間はただマイペースだから。
栗林は天才と呼ばれチームからは至宝としても称されています。
チームメイトの中村平によると、栗林は「思考を言葉にするのが追いつかない奴」と言います。
フィールドに自分の全てを置いてきた男。
主に思考力か...!!!
栗林は他の人とは比べものにならないくらいマイペースなんです。
人と会話をしている時も、無視されたと思うほど返答がなかったりとてつもなく遅かったり。
自分のペースを全く崩さないんです。
いやいや、普通ならそんな人ちょっといやじゃない??
すかしちゃってって思わない???孤立してないの??
これがしてないんです。
ここが栗林の魅力でもあります。
もちろんプレーなどでの信頼も堅いでしょう。
ですが、それだけではありません。
なんだかんだチームのメンバーのことを思い、考えよく見ています。
仲間を大切に思ってるんです。
- チームの状況についてメンバーと語った事をちゃんと覚えていたり。
- 葦人の実力を高く評価しつつ、的確にアドバイスし、誰にも出来ないことを葦人ならできるといい。
- 葦人と花のもどかしい恋路を察して暖かく見守ってたり。
- 自分の信頼している仲間同士がアシストしあってゴールを決めた時に肩組んで喜んだり。
ええ、そんな表情するの?!
栗林は仲間のプレーで喜び合わなさそうに見えて喜びあえるんですよ!!!
言葉足らずでも仲間のプレーを存在を評価し認めたり。
実力だけじゃなくて、そういった一面でも相手を思う気持ちや栗林の素顔が仲間にも通じた結果でしょうね。
孤高の天才ではなく、至宝の天才。
孤立しそうな天才でマイペースな栗林がみんなに愛される至宝の天才と言われるのは彼の素顔や人柄あってのことでもあるんですね。
ただ、栗林の人柄もすごいですが、アオアシに出てくる登場人物はみんないい奴なんですよ。
そんな、風変わりの天才を理解し信頼してる。
腐ってしまって、捻くれちゃってる人がいてもおかしくないのに、みんな自分自身と栗林を比べない。強い心を持っているんですよ。
私は、冒頭で感じた方もいるかと思いますが、少しひねくれ部分があります。
でもこの漫画を読んで、比べて向き合うべきは自分自身であって、偏見や決めつけで自分より秀でている人を悪く思うのは違うなと感じました。
自分は自分と前向きに、信頼しあえる仲間がいることが本当に素敵だなあと思いました。
【アオアシ】栗林と葦人の関係は?
栗林が仲間を愛し愛されていることが充分わかりましたが、中でも葦人は栗林の中でも特別な存在に感じます。
それを最初に感じたのは栗林の初登場シーンまで遡ります。
葦人が試合でプレーしている姿を見て、『大したものだ』と言います
その場にいた福田監督はそれを聞いて『栗林が人を褒めるのは珍しい』と言います
他にも葦人は特別気にかけている点が幾つかあります。
葦人がFWからDFのサイドバックに転向する際、栗林はサイドバックの穴が葦人で埋まることを分かっていたような発言をする
攻守コンプリートしてる人は世界にいない。けどお前ならできるよな。と葦人に言う
栗林の頭で考えているプレーなどをまとめたノートを葦人にみせる
初見で葦人の素質を見抜くのもすごいですが、普段他人を評価しない栗林がここまで言うのは相当なお気に入りです。
そして、栗林が葦人にみせたノートですが、ほかのメンバーも見たことはあるんです。
ただ、天才の考えているのノートは誰が見ても理解できませんでした。
ただ葦人だけは違いました。
葦人はそれを見て栗林がプレー中何を考えていたのか理解が出来たのです。
栗林は自分の考えを理解して通じた人は初めてだったからこそ葦人の才能やプレーを評価しているのもあるんですね。
二人は何か通づるものがあったのでしょう。
天才の次元は違うかもしれませんが葦人も一種の天才なのかもしれませんね。
【アオアシ】栗林晴久はエスペリオンの道標
仲間と様々な試合を乗り越えてきた栗林。
遂にプロ契約の瞬間がきます。
その時福田監督は、
『プロまでの道をお前が作りエスペリオンのメンバーがその道に進んで行けるように』と
栗林を筆頭に自分のチームからプロになれるように道筋を作ってくれと言い渡します。
まさに先駆者。
その道標を辿りチームの仲間がプロの階段を栗林を追って登る。
そして、チーム全体がいつしか世界一のチームに。
壮大な責任を任された栗林ですが、彼は物怖じせずプロとしてのサッカー人生が始まろうとしています。
栗林の目標は、プロで終わっていませんでした。
日本のプロで活躍した後、スペインの強豪チームに移籍する。
ここまでが、栗林自身が考えていた夢の道でした。
プロになってゴール。ではない。
プロになってその先にもまだまだ、目標も夢も道も続いていく。
すごすぎる...
栗林はみんなが目標にする夢を、さらに先のもっと大きな道を野望として掲げていることに、同性としてもすごくかっこよく見えました。
漫画はここで止まっていますが、今後栗林のプロでの活躍が見ものになってきます。
そして、男のロマンとしてこのデカイ野望が叶うのを見たいですね。
そしてそれを見た葦人含む仲間が道標をみてプロをめざしていく物語も続いていきます。
まだまだ始まったばかりって感じがしますね。
エスペリオンの栗林のサッカー人生第2章と言った感じですね!!
ここまで壁にぶつかることなく描かれてきた栗林ですが、プロになって栗林が壁にぶつかったり強い相手を目の当たりにする姿も今後見たいですね。
【アオアシ】栗林晴久まとめ
今回はアオアシの栗林晴久について紹介していきました。
- 尋常ではないほどのマイペース
- 誰もが勝てないと認める至宝の天才
- 話が噛み合わないように感じて実はみんなを見てる
- 仲間思い
- 葦人とプレーが通じあっている
- みんなの目標のさらにその先へ
彼が周りから信頼される理由。愛される理由。
孤高の天才ではなく、至高の天才の称された理由。
技術だけでなく、そこには栗林なりの暖かな人柄がありました。
フィルド上に自分を置いてきた男。
なのかもしれません。
言葉ら足らずが故に、仲間を愛し大切にしているからこその言動や行動が伝わりづらく感じられると思います。
私は栗林とは真逆で感情が表に出やすいですし、自分の気持ちも素直によく話すのですが、数少ない言葉でも何を考えているかわからないと思っても、それは自分が相手をちゃんと見ていないだけだと今回感じました。
相手をちゃんと見ていたら、伝わってくるものなんだと栗林を見て思いました。
どれだけ自分が、自分より秀でている人に対して、ひん曲がった眼差しをしていたのかもよく実感できました。笑
これからもっと栗林が感情的に沢山喋ったり笑ったりするの見てみたいですけどね。笑
これからまだ見た事ない色んな表情をするであろう栗林を楽しみながら見ていきましょう。
それではまた!!