あなたはアオアシの阿久津渚を知っていますか?
私含め傍から見たら第一印象は最低。
でも読めば読むほどサッカー愛となにか執念を感じる。
そして、チームと勝利に向かっていけばいくほど、不器用な優しさと強さに惹かれる•••。
こんにちは。
今回は、大人気急上昇中の漫画、アオアシに出てくる『阿久津渚』について紹介していきます。
阿久津の過去と成長を知ってしまったら、あなたもきっと阿久津の虜です。
【アオアシ】阿久津渚のプロフィール
⚽アオアシ キャラクター設定画公開⚽️
阿久津渚
CV:#武内駿輔誕生日:6月13日
星座:ふたご座
血液型:AB型
身長:183cm
体重:74kghttps://t.co/qYd3EC4f6M#アオアシ pic.twitter.com/WTAg2VTPPl— 『アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) May 14, 2022
主人公の青井葦人の一学年上の世代。
その年の唯一のセレクション(入団試験)合格者。
1年からユースの一軍のレギュラーに選ばれる実力者。
ポジションはDF。
実力はすごいと分かっていても、性格悪そう、というか悪いし、絶対にチームメイトとはうまくいかないタイプですよね。
実際チームメイトとはよく衝突もし、主人公の葦人と入団試験で会ってから、
気に入らないからと突っ掛かり潰しにかかります。
こんな人が、職場や部活の上司・先輩にいたら、私は絶対に辞めてますね。
そんな皆さんからも第一印象最悪の阿久津もまた、主人公の葦人同様に練習や試合、仲間を通じて、成長し少しずつ変わっていきます。
中でも、印象的なシーンとともに阿久津についてさらに紹介していきたいと思います。
【アオアシ】チームの主将としての阿久津渚
勝つことだけを考え、勝つことへの執念が強く、よく仲間と衝突していましたが、やはり仲間も認める実力と技術でした。
そんな阿久津ですが、こちらのシーン。
葦人が試合中ハンドで退場になってしまい、その後PKで逆転されてしまった際の阿久津のセリフ。
「このチームの失点は、俺の失点だ。」
周りにも厳しい阿久津ですが、自分にも人一倍厳しいのがわかりますね。
守備の要としての責任感も強く、仲良くはできないと言いつつ、チームへの思いも人一倍なんだと感じられました。
熱い男だからこその一言ですね。
この時点で、私が阿久津に抱いていた最低の印象は変わりつつありました。
この試合の後、阿久津と同じ2年生メンバーと福田監督の意向で阿久津は主将を務めることになります。
【アオアシ】阿久津渚と葦人との関係の変化
主将になってからの阿久津は、不器用ながらもチームと共に自分も変わっていこうという精神が感じられます。
特に葦人との関係です。
葦人には何かと突っ掛かり、嫌な絡みばかりをしていました。
そんな葦人に対しても、葦人の実力を受け入れ、素直に認めていくようになります。
そしてなんと、サッカー談義するほどになるんです。
決してご飯に行くなどといったような仲良い、とは違いますが、指導するようになったり、葦人の考えや相談を聞いたりと
最初の印象や性格からは想像がつかない成長ぶりを見せました。
やがて、葦人ともにチームに欠かせないDFの要になっていきます。
ではなぜ阿久津は最初ひん曲がった性格だったのでしょうか。
そんなにも変われるのなら元々もは違ったのではないのか。
過去に何かあったのか•••。
次に阿久津の過去について、そしてそれを乗り越えた阿久津の最もかっこいシーンを紹介していきたいと思います。
【アオアシ】阿久津渚の過去について
阿久津の過去は想像を絶するものでした。
- 実家はゴミ屋敷
- 実の母親はネグレクト状態
まともな食生活ではないのはもちろん、まともに教育を与えられていませんでした。
母親は、いつも男と遊びにお出かけ。
極め付けは、福田監督が当時、阿久津にユースの話をしにきた際の母親の言葉。
『ま、よかった。引き取ってもらえるってことですよね?』
あたかも自分の息子が邪魔かのように。
そりゃ人の気持ちとかも感じ取れにくい子になりますよね•••。
むしろあのレベルの性格で留まっていたのはすごいのでは、と思うほどです。
そんな阿久津には唯一、母親からもらったサッカーボールしかありませんでした。
阿久津の実力がユースの目に留まったのはまさに奇跡と言えます。
だからこその、精神力と反骨心なんだなあと納得しつつ、阿久津の過去に心を締めつけられました。
その過去について、一切明かされていなかったのですがユースの最終戦前に突然、
ユースに入って以来音信不通の阿久津の母親の阿久津千早から手紙が届きます。
【アオアシ】阿久津渚~過去との対峙そして~
手紙の内容は、驚くべきものでした。
『入院する』
原因は、お酒の飲み過ぎによる、身体のガタ。
母親の身体はボロボロでになっていたようでした。
私は自業自得だと少し思ってしまいますが阿久津にとっては、たった一人の母親。
試合中もどうもいつものプレーができず、動揺を隠せません。
阿久津は、母親に会いに行きました。
そこで母親が余命1ヶ月と知ります。
もうこれ以上阿久津を苦しめないで、悲しませないでと、あれだけ毛嫌いしていた阿久津に対して、擁護の気持ちでいっぱいでした。
そして直接対面して阿久津は母親に手紙を送ってきた理由を問います。
『別に。ただ、寂しくなった。』
私の気持ちは、は??
阿久津の方がずっと寂しくて悲しかったんだぞと言いたかったですが。
阿久津は、憎い、許せないと言いつつも
『ガキの頃、一度でいいから俺は、あんたにみてもらいたかった』
そう言って一晩病室付き添うことになります。
普通なら、怒ってもいい。憎いと吐き捨ててもいい。
もしくは、会わずに逃げたくなるこの状況。
そんな中でも阿久津の心は優しく、強い心を持っていました。
いいやつで、本当に強い子だ•••。
確かに最初の印象は最悪でした。
でも、ユースという居場所を通して、主将という立場を通して、阿久津は強く真っ直ぐで熱い子になっていました。
もうまるで近所で見守ってきたおじさんの気分です。
こうして過去を乗り越えた阿久津は、戻って行われた最終戦、見事勝利に貢献するのでした。
阿久津の印象急上昇、一番かっこいい瞬間でした。
【アオアシ】阿久津渚まとめ
今回は、
- 阿久津渚のプロフィール
- チームの主将としての阿久津
- 阿久津と葦人の関係の変化
- 阿久津の過去について
を紹介しました。
話が進むにつれ、右肩上がりの印象と好感を与えた阿久津。
登場シーンはちまちまですが、存在感は主役級なので、是非アオアシを読む際は、
阿久津にも注目して、読んでみてください!
特に表情に成長や変化が感じられるので、ぜひおススメです!
それでは!