こんにちは。
正解をさっさと伝えるなんて、指導者の怠慢さ
引用:アオアシ第5巻
この言葉は、アオアシという漫画に登場する福田達也という男のセリフです。
あなたはこの言葉の意味をわかりますか。
指導者が、1から100まで全てを教えるのではなく、教えられている人が自分で理解できるようなアドバイスをし答えまで導くこと。
すぐに答えを言うのでは相手のためにもならないし、指導者としてもサボっている。
とても深いですよね。
こんなにも深い言葉をいう福田達也っていったい何者なの???
今回は福田達也監督について迫っていきます!!
【アオアシ】福田達也とは
「手ほどきはしてやるが、答えは自分で見つけるもんだ。
ハッキリこうと教えられるよりも、自分でつかんだ答えなら、一生忘れない。」漫画アオアシ 福田達也
メンバーの成長段階にもよるが、あえて答えを教えないのも教育指導のうち。
いつまでも自分の頭で考えられない人間では頼りないから。 pic.twitter.com/vXqVOhMOIp
— 戦略マスター頼朝@リーダーシップ論とブランディング戦略 (@6VQGPJH3FHYoZn6) September 5, 2022
福田達也
誕生日 10月21日
星座 天秤座
血液型 A型
身長 176㎝
体重 68㎏
年齢 34歳 (独身)
元日本代表。
周りからは『早熟の天才』と呼ばれます。
なんと元日本代表でした!!!
あれ、でも34歳って現役引退してるの早くない??
そう思いますよね。
福田監督の絶頂期は23歳。
日本で活躍した後、スペインのチームに移籍ししばらく活躍していたのですが、ある時選手生命に関わる大怪我を負ってしまうのです。
どこを怪我したとは詳しくは明かされていませんが、描写的には靭帯断裂などと考えられます。
怪我を治して日本に戻って活動再開すると思いきや、福田監督はそこで一線を退きます。
その後、どういう流れは不明ですが、ユースチームの監督に就きます。
監督になった福田監督は決して怪我で腐ったわけではありませんでした。
福田監督はセカンドキャリアを歩み始め、ある野望が出来るのです。
彼の中での闘志は燃え続けていたんですね!!!
福田監督の野望。それは
エスペリオンを世界最候補のチームにする
その野望をはじめて口にしたのは葦人と出会った時でした。
世界へ連れて行ってやる
葦人と福田監督の出会いは浜辺でした。
葦人と浜辺で会う前、福田監督は葦人の試合を観覧してある違和感を感じたのです。
それは、葦人がなぜか毎回ボールを拾うということ。
浜辺で葦人と話しているうちに、福田監督は葦人の才能に気がつきます。
葦人はフィールド上の全ての選手の位置を把握していたのです。
その才能を目にした時、福田監督は葦人はFWかDFに転向させチームの司令塔になってもらおうと考えます。
出会った時に転向させるのが頭に思いつくのは福田監督もなかなかの才能を持っていますよね。
葦人の視野の広さ、俯瞰の目はチーム全体を見れないFW前衛よりも後衛の方が使える。
そしてチーム全体が見られたら、司令塔としてこれより素晴らしいポジションはありませんね。
確かにこう聞けば納得できなくもないですが、転向をよく葦人も受け入れましたね...。
そう簡単ではありません出したが、葦人は乗り越えられる、それも福田監督の計算のうちでしょうか。
葦人が、最大の難関を乗り越えるシーンも、実物なので是非注目です。
そして話は、葦人と福田監督の出逢いに戻り。
福田監督は自分の野望を葦人に話します。
『俺の作り上げたクラブで、世界を拳中に収める。我がクラブこそが世界だと。』
 
確固たる野望。前線で描いていた夢を、監督になって、次世代を育て上げながらチームとして叶えようとしているんですね。
一度やはり怪我で挫折したからこそ、野望にたいする執着心が凄くにじみでているシーンでした。
眼力がすごいんじゃぁ…笑
果たして福田監督の夢は叶うのか。
作品を読みながら見守るポイントですね。
続いては福田監督の監督としての一面をご紹介します。
福田監督はユースチームのコーチなどの同僚からの信頼も熱く、また葦人など生徒からも特別な存在として見られながらもみんなが福田監督の背中を追うのてす。
ただの天才ではない。
福田監督の指導力を紐解いて行きましょう。
上に立つ者
福田監督はユース監督ですが、常に練習を見ているわけではありません。
主に、葦人たちは、ユースのヘッドコーチである伊達望(ダテノゾミ)さんが指揮を取り指導してもらっています。
たまにしか来ない福田監督ですが、顔を出したら選手みんなが福田監督を意識します。
試合中、俺を見るなと言われるほどにです。
それほどにみんなが指導者としての存在感を意識し、選手として尊敬しているのでしょうね。
よく見られたい、認められたい。そういうのが視線に出てしまうほどに福田監督の存在は大きなものなのです。
そして福田監督の指導者として凄いのが人を見る目です。
例を挙げるなら、葦人と浜辺で会った時。
実はたまたま出会ったのではありません。
葦人の試合見て違和感を感じ、ランニングしてる葦人を浜辺で待ち伏せていたのです。
からの、才能を確信してポジションの転向の発想。
あまり練習に顔を出していないにも関わらず福田監督は、いつもチームのここぞというタイミングで、葦人たちをしっかり見ていないと言えないようなアドバイスや言葉を送ります。
そうして、本人の気づいていない才能や資質を見抜き一人一人を世界に通づる選手へと成長させていきます。
いくつか例を出しますと...
ポイント
2:葦人の先輩阿久津が代表に選ばれるも試合に出場できなかった時、奴は潰れない。苦難を糧にできる。あいつの強さです。
3:プロ契約が決まった栗林に”スーパー”なままにしたくない。チームの道を切り開いてほしい
経験者だからこそ、一番近い存在で、立場で、選手の気持ちに立って理解出来るが故の言葉であり重みを感じられます。
そして、一人一人の事を理解していないとできない発言ですよね。
福田監督の相手に対する伝え方は絶妙で本当に私には無い言い方でこれ使お!!!と思う言い方が多かったです。
ジャンルは違えど、指導者側は誰にでも起こりうる経験だと思います。
是非現在、もしくは今後誰かを指導する立場になるのなら、アオアシの福田監督を見て頂きたいですね。
ここまで出来る男だとモテそうですね…羨ましい!!!(嫉妬)
福田監督には程遠い私ですが、作品を読んで福田監督に触れると共通してることがある事に気づきました。
そのポイントは凄く共感すると共に、自分はまだまだだなあと感じもっと福田監督から吸収していこうと感じた事。あなたにもきっと役立つ内容です。
それは目標までのプロセスを明確に3点設定することです。
私は、①何を目指すか。ゴールを決める。(ゴール)
②そうなるためにどう取り組む必要があるのか。(作戦)
③考えた事を実行に移す(実行)
私は目標を設定するにあたって、この流れを設定していました。
何度も漫画を読んでいるうちに、あれ??
福田監督も同じではないかと感じたんです。
元々は選手だった福田選手。
そんな福田監督が大怪我をし、一線を退した。
そして新たな野望ができる。(ゴール)
そうなるために、監督になりチーム一人一人を世界に通用するように磨く。(作戦)
一人一人に合ったアドバイスをよく考え的確に伝える。つまり実行する。(実行)
この設定です。
中身は全く違いますが、この設定は私もとてもなにか目標を達成する上で重要な事だとアオアシで実感しました。
この作戦の部分が自分にはまだまだだなあと感じ福田監督は流石だと感じる部分でした。
福田監督はズバ抜けて、人を見る目があると思います。
それはサッカーの素質だけでなく、裏の才能も資質も性格も。そして、誰かに何かを発言するタイミングも。この人ならこのタイミングというのがぴったりはまっていて、見極める力が非常に強く感じます。
時に厳しく、優しく福田監督の強い発言力で選手も心を動かされます。
そんな福田監督を信頼し、福田監督のためにという気持ちにもなるんです。
この統率力と発言力は指導者として、また何かを達成する上でとても重要なスキルだと思います。
私はそれがない…!!!(涙でも納得)
福田監督のようにただ好かれて頼られるだけでなく、指導者として言葉で周りを引っ張り導けるようになりたいですね。
ぜひこの設定、やってみて下さい。
私は統率力と発言力、頑張ります…!!!
総じて何が言いたいって、福田監督ってすっげーーーな。
【アオアシ】福田監督まとめ
今回は、
- 福田監督とは
- 世界へ連れて行ってやる
- 上に立つ者
を紹介しました。
普通のおじさんに見えて、元サッカー選手で、凄腕指導者の監督でした。
福田監督の過去ですが、プロ選手時代はあまり描かれていません。
今後は、アナザーストーリーでそういった部分も描かれるか気になるところですね。
というか描かれて欲しい…!ヘッドコーチの伊達さんとの選手時代の物語とかも欲しいですね。絶対熱い!!!
今後アオアシはまだまだ続いていくと思います。
葦人含む選手一人一人が成長し、チーム全体が成長していく姿を、福田監督の野望が叶う瞬間を見守っていきましょう。
まじで総合的に主役級のイケメン福田達也監督でした!!!
それではまた!!!