今一番熱いサッカー漫画はなんだと思いますか??
『アオアシ』
2022年の4月から待望のアニメ化も実現しており、累計部数はなんと1200万部に到達している今大注目のスポーツアニメなんです。
今回はまだ知らない人の為の、簡単に最初のあらすじをお話していきたいと思います!
アオアシとは
先程も軽くお話した通り、アオアシはサッカーを題材にしたスポーツ漫画が原作となっております。
スポーツ漫画は現実的な描写で描かれたものもあれば非現実的な描写や技が繰り出されるものもありますが、アオアシはどちらかというと現実的な描写寄りの漫画です。
現実的なスポーツ漫画がお好きな方はきっとハマると思います!
私はどちらも大好きですし、スポーツ漫画はどの作品も青春と努力のその先を感じられ毎回心を熱くして読めますね…!!!
私は読み始めて2日で50話まですらすらと読んでしまいました…続きがどうしても気になってしまい心を掴まれたまま離してくれない感覚になります…!
では続いてあらすじについてお話します。
冒頭
『世界を拳中に収める』
青井葦人(アオイアシト)は中学校最後のサッカーの大会の試合中、相手チームの一人に悪口を言われたのに腹を立てて頭突きをしてしまい退場処分になる。
チームも敗北し悔しさで海辺で走り込んでいると1人の男と出会う。
アニメのアオアシは主人公の名前からとったんですね!
後から分かるのですが、試合中、
葦人の自分ばっかりのプレーによく周りのメンバーがついてこれたな。サルに何仕込んだのか、と。
チームメイトを悪く言われて頭突きをしてしまうのですが、実はそれだけではなかったんです。
葦人の家は母子家庭でお金がなく、スパイクもずっと同じのを使っていました。
母親が夜は水商売で働いていたこともあり、軽蔑し馬鹿にしたような発言をしていました。
…そりゃ頭突きもしたくなるわな…(暴力はダメ)
主人公の葦人は結構短気な性格なんですね。
それでも、家族や友達を思いやる気持ちはしっかり持っているいい子ですね、ザッスポーツマンという感じがします。
そして海辺で会った男との出会いが葦人の運命を大きく変えます。
入団試験①
海辺で出会った男。福田達也(ふくだたつや)。
元サッカー日本代表。
現Jリーグ『東京シティ・エスペリオンFC』の高校生年代育成チームユースの監督でした。
福田は葦人の内なる無限の可能性を見いだし、入団試験を受けないかと声をかける。
まさに運命的な出会いですね。
この時、福田監督は自分の野望を葦人に話し、葦人に
『世界を拳中に収める』
『世界に、連れて行ってやる』
と言いました。
カッコよすぎる…
顔も良し、スポーツよし。そんな福田監督だからこそ決まる台詞ですね。
こうして、葦人は東京で入団試験を受けることになります。
入団試験②
一次審査を通過し最終審査まで行きましたが、そう甘い世界では無い事を痛感します。
最終審査のユース生との試合で衝撃のハンデの中試合をしていたことを途中で知ることになる葦人含む受験者達は戦意を喪失してしまいます。
ですが、ここで!家族に支えられて助けられて入団試験を受けに来たことを思い出し仲間と共にユース生から一点をとるのです。
葦人のひたむきな努力と前向きな闘争心は周りを巻き込んでその闘志と前向きさを伝染させていく力がありますね。
技術で引っ張る人材も必要ですが、気持ちをも強くしてくれ前向きにしてくれるそれを無意識に周りに伝染させられる人はとても魅力的だなあと思いますね。
社会に出ても大人が見習うべき姿勢だなあと葦人をみて考えされられました!!
新たな門出
愛媛に帰り合否の結果を待っていると、結果通知が母の手から渡されます。結果は合格!!!
いざ東京へと言いたいところですが、母子家庭で金銭的に厳しい葦人家にとってはとても厳しい条件だということを葦人も感じました。
だからといって諦める訳じゃありませんでした。
葦人は母親としっかり話し合おうとしましたがなかなか上手くいきません。
そんな中、葦人は友達と葦人の兄に『母をサッカーで楽させてあげたい』そんな話をしました。
いい子すぎませんか…。
親想いの優しい子。親を大切にする人に悪い人はいませんね!
東京へ旅立つ日当日まで結局、母親とはまともにゆっくり話は出来ませんでした。
ですが新幹線に乗る直前、葦人は兄から母から預かったと鞄を貰います。
そこにはなんと手紙と通帳、そしてスパイクが入っていました。
母の本音が書かれた手紙と、内緒で葦人のために作った口座と新しいスパイクをみて笑顔で愛媛を出る予定だった葦人の涙腺は崩壊。
改めて、自分はプロになるんだと決意し東京に向かったのでした。
…私もここで号泣しました。
私はこのシーンを電車で読んで、一人で電車で泣きました。(こわっ)
私も一人暮らしをする前、母親からずっと内緒で貯めてくれていた私用の口座の通帳を貰い、このシーンを見て自分と完全に重ねてしまいました…
親の存在は本当に偉大だな。そう感じる瞬間ですね。
自分も親になったら葦人の母や自分の母みたいに、自分の子どもにそうしてあげたいとも思いました。
合宿
合宿に入ってからの葦人に待ち受けていたのは、困難な壁続きでした。
入団してすぐ、まずサッカーの基本『止めて蹴る』が出来ていないと言われます。
持ち前の葦人の根性と努力で切り抜けますが、同期メンバーと当たり前のことをやる事について考えの食い違いで喧嘩になります。
思っていることや考えていることを、直接本人達にぶつかっていき、葦人は、一人でサッカーをしている事に気がつきます。
団体スポーツは一人では出来ませんもんね・・・。スポーツでも、社会でもそうですが、自分の考えをぶれずに持つことはとても大切ですが、相手の考えも受け入れて、周りと自分にとってより良い結果、より良い環境下になるように動いていくべきですね!!!
この後、葦人にとって、人生のターニングポイントであり、大きな壁にぶち当たります。
なんと、葦人をスカウトした福田監督が『DFに転向しろ』と告げるのです。
葦人はFW(一番敵陣地に近く、攻める人)への執着心が元々強く、DF(自陣のゴールに一番近く、守る人)への転向を受けきれずにいました。
福田監督の狙いは、葦人の俯瞰の目でした。
葦人の視野はカラス並みに広く、全員の位置を瞬時に見て覚えられる、そして、次の動きを先読みできる才能がありました。
その俯瞰の目はきっと葦人が誰も埋められなかったポジション、サイドバックで攻守コンプリート、チーム1の司令塔になると考えたのです。
受け止め切らずも、DFとしてフィールドに立ちます。
過酷な練習、困難な試合状況、圧倒的技術の差など、簡単には、DFとして機能出来なかった葦人ですが、一つずつ乗り越えていきます。
ここまで読んでいて、葦人の人柄、素直さ、真っ直ぐさ、努力家、強い精神力がどれも自分にないもので、感動するばかりでした・・・。
自分のしたいと思っていることと違うことを要求される。しかも一から基礎も知識もつけなければいけない。
そんな状況下でも、必死に食らい付いている、葦人はこの作品の見どころの八割は有りますね。
成長していく過程が本当に心震える面白さなので、是非皆さんに読んで欲しいです!!(逐一宣伝)
トラウマからの復活そして覚醒
時は流れ、プレミアリーグのある試合。
仲間であり、先輩の一人の退団を引き止めるため、いつも以上に気合と意思がこもった試合、葦人はミスから焦りが出て、ハンドで退場処分になってしまいます。
その人は結局、退団し、今まで以上に責任感を感じ、落ち込む葦人ですが、気持ちを切り替え、苦手で嫌い意識すらあった阿久津に守備についての教えを問います。
退団した仲間の言葉や、葦人の姿勢にチームの雰囲気はいい方へと流れていきます。
そして、プレミアリーグ優勝者を決める試合で葦人がついに滾り、今まで以上の俯瞰の目をさらに覚醒します。
相手にも俯瞰の目を持つ強敵がいましたが、相手の予想を上回る動きを俯瞰の目に加え葦人はDFとして徹し、パスを回します。
そして遂には優勝するのです!!!
そんな中、試合を観ていたトップチームの監督からプロの練習に参加するよう葦人に声がかかるのでした・・・!!!
誰もが挫折する状況下で葦人は諦めない。すぐ立ち上がって前を向くんです。
強いな・・・すごいなあ・・・自分には真似できない。けれど勇気と頑張る力をくれますね。
作中でも葦人の目がいい、と言われているシーンが多くありますが、まさしくこの目に全ての彼の気持ちが表れている気がしますね。
現在出ている話のあらすじはここまでです!
他にも見どころ、名シーンがいっぱい詰まっています。
これを機に皆さんもアオアシで青春始めませんか⁇
アオアシまとめ
今回はアオアシ冒頭から今出ている話までのあらすじをざっとお話ししました。
葦人は集中し、没頭すると周りが見えなくなってしまいます。
私も一つのことに集中しすぎるとそれしか頭になかったり、バランスよく物事を処理するのが難しいと感じてしまいます。
そんな時は、葦人のようにはいきませんが、物事を、そして自分さえも俯瞰してみる。
そうすると、周りのことも自分のことも、見えなかったものが見えたり、感じたり出来るのかなと思いました。
見習うべきポイントはたくさんある素敵な漫画です。
そして、話を重ねるごとに現役プロサッカー選手などの名前が登場したり、サッカーや選手に関して解説してくれたりしているので、
サッカーを知らない人や、プロサッカーが大好きな人たちも楽しめること間違いなしです。
スポーツ漫画は基本見ていて面白いですし、見入ってしまうのですが、やはり描写も現実的な部分も多く描かれているから、共感しやすいですね!
あなたもアオアシで心熱くなる青春を感じましょう!!