あなたは、今話題の音が聴こえるマンガ【青のオーケストラ】をご存じですか?
累計発行部数は350万部で、その数からも人気の高さがうかがえるマンガですが、
この度、2022年4月12日にテレビアニメ化が発表されました!
青のオーケストラアニメ化します!!!!!!!! pic.twitter.com/epzPv1q0P3
— 阿久井真@青オケ11巻発売中 (@akui_m) April 11, 2022
これには期待が膨らむ一方ですが、
「青のオーケストラって何が面白いの?」
「今から読み始めても間に合うの?」
「アニメ化の何がそんなにすごいの?」
といったふうに、あなたも思っていませんか?
私はそもそも音楽ジャンルのマンガに関心はなかったのですが、
今では既刊を3周するくらいにはドハマリしております笑
この記事を読んで「青のオーケストラ」について知れば、きっとアニメが待ち遠しくなりますよ!
【青のオーケストラ】のあらすじは?
まずは、「青のオーケストラ」のあらすじを紹介しますね。
主人公・青野一(ハジメ)は、かつて天才少年ヴァイオリニストとして注目を集めていましたが、今はとある理由からヴァイオリンを辞めています。
そんな彼も中学3年になりましたが、秋になっても志望校が決められずにいました。
担任教師の進路相談を受けても、「高校に行ってやりたいことは特に無い」といった気のない返答をするハジメ。
しかしそのとき、どこからかヴァイオリンの音が聞こえてきます。
それがきっかけで、ヴァイオリンが大好きな女の子・秋音律子と出会い、ひょんなことから彼女の指導をすることに。
まだまだ初心者で下手な演奏しか出来ない彼女ですが、ヴァイオリンをとても楽しそうに弾くその姿に、ハジメは羨ましいと思い始めます。
そして、律子のおかげでヴァイオリンの楽しさを思い出したハジメは、もう一度ヴァイオリンを弾くことを決意しました。
その後、律子の助けも借りて猛勉強し、強豪オーケストラ部がある「海幕高校」へ入学。
そこでは、
現役の天才ヴァイオリン青年・佐伯直。
少年時代の知り合いでありチェロの奏者・山田。
律子の親友で、かつてハジメに憧れていた女の子・小桜ハル。
といった、仲間でもありライバルとなる存在との出会いがありました。
ブランクのあるハジメは、己の演奏技術の未熟さを悔しく思いつつも、オーケストラ部での活動を通じて皆と一緒に頑張る良さを知っていく・・・
というのが、「青のオーケストラ」のあらすじです。
【青のオーケストラ】の魅力とは?
ここからは、「青のオーケストラ」の様々な魅力についてお伝えしていきます。
音が聴こえるマンガということで話題となっていますが、
「青のオーケストラ」の魅力はそこだけじゃないんです!!
既刊を何周も読んで、読む度に泣いてしまう私が言うんだから間違いありません!笑
このマンガには、きっとあなたの心を動かす魅力があります!
※ここからはネタバレを含みますのでご了承ください。
【青のオーケストラ】は演奏の描写がすごい!
「青のオーケストラ」には様々な演奏シーンが登場します。
個人練習はもちろん、定期演奏会やコンクールでの合奏も多いですが、
特に合奏シーンの迫力は凄まじいものがあります。
壮大な音色が、観ている人の身体を突き抜ける描写。
それはまるで、自分もその衝撃を体感しているような感覚を抱かせてくれます。
私は一度、吹奏楽部の演奏会に行ったことがあります。
なので、この身体全体に響き渡るインパクトを体験しています。
あれってほんとにすごいんですよね!
それまであれこれ考えていた思考が吹っ飛び、音の波に一気に飲み込まれます。
まるで自分がスピーカーになったのかと錯覚するほど、音が身体を巡っていくんです。
もちろん。これはリアルな体験の話ですが、
マンガを読むだけでその感覚を覚えたのは「青のオーケストラ」が初めての体験でした。
【青のオーケストラ】はキャラクターがいい!
「青のオーケストラ」の良さは音楽だけではありません。
キャラクターたちもそれぞれとても魅力的なんです!
ここでは、数あるキャラクター中でも、主要キャラの3人を抜粋して紹介したいと思います。
まずは主人公・青野一(ハジメ)。
彼は元天才ヴァイオリン少年です。
なので、カリスマヒーロー的なキャラクターなのかと思ったら・・・全くそうではありません。
ネガティブで、言いたいことも言えない内気な男子なんです。
あるとき、圧倒的な演奏を見せたハジメに、顧問の鮎川は言いました。
「お前の演奏は【ソロ】なんだ」
ハジメの演奏技術は本当に素晴らしいです。
ですが、それはオーケストラには求められていないものだと、厳しい言葉を突きつけられました。
この鮎川のセリフ。
団体競技の部活動経験者や、会社に勤めている方はわかるんじゃないでしょうか?
チームや組織って、一人で戦うものじゃないですよね。
私もそれがわからず、独りよがりに突っ走って、同僚や先輩に怒られたことがよくありました。
そのときはわかりませんでしたが、今となっては怒ってくれて有り難かったなと感謝しています。
だって、怒るのもパワーがいるので、本当はそんなことしたくないですよね。
だからこそ、鮎川の言葉は厳しくもあり温かくも感じます。
しかし、このときのハジメにはまだそれがわかりません。
そんな彼が、オーケストラ部の活動を通じて、どんどん成長していきます。
ライバルと張り合ったり、皆とご飯に出かけたり、仲間と一つの目標に向けて頑張ったり。
ときにライバルの上手さに打ちのめされたり、辛い過去が足を引っ張ってきたりもします。
そのせいで友人に八つ当たりしたり、耐えられなくなって泣いたりしてしまうハジメ。
でも、そんな彼を仲間が支えてくれ、必死に立ち上がります。
仲間との心の触れ合いを通じて、奏者としても人としても、ハジメは大きく変わっていきます。
そんな彼を応援したくなるのは私だけじゃないはずです!
続いて、秋音律子。
彼女はヴァイオリンが好きな女の子で、ヴァイオリンをやめていたハジメがひょんなことから指導することになる中学の同級生です。
彼女は初心者なので、演奏は上手ではありません。
基本もまだまだといったレベルです。
そんな律子ですが、ひたむきさと頑固さだけは人一倍で、どんなに辛いことがあっても一生懸命に頑張ります。
そんないつも明るく元気な彼女ですが、
実は中学では虐められていて、クラスに行くことが出来ず、ずっと保健室にいる女の子でした。
そんな暗い過去を持っているにもかかわらず、彼女は言います。
「今の嫌なことより、これからの楽しいことを考えるようにしたの」
「好きなことを我慢するのはなんか違うじゃん?」
この言葉を聞いたハジメは衝撃を受けます。
いまだに過去を引きずっている自分に対し、彼女にとってはもう過去の出来事なんだと。
オーケストラ部に入っても、初心者ゆえに困難な目に遭い続ける律子。
しかし、持ち前の明るさと元気、そしてちゃんと謝れる素直さで、どんどん成長していきます。
彼女の笑顔には、ハジメだけでなく、私も元気をもらっています。
律子って、ほんといい顔で笑うんですよね!
彼女のこれからの躍進にも期待しちゃいます。
最後にもう一人紹介したいのは、現役の天才ヴァイオリニスト高校生・佐伯直です。
彼はハジメがヴァイオリンをやめている間にコンクールを総なめにしていた人物で、高校にも音楽推薦で入ってきた本物です。
そんな彼は、普段は感情が乏しく、何を考えているのかよくわからない男の子。
それがヴァイオリンのことになった途端、人が変わったように感情を剥き出しにします。
ハジメと二人で演奏することになったときも、合わせる気など全くなく、独壇先行で演奏をしました。
クールで嫌味な奴・・・かと思ったら大間違い!
ハジメがオーケストラ部への入部を躊躇っていると、
「さっきの君との演奏、すごく楽しかった」
「また君と弾けたら嬉しい」
・・・なんと素直で可愛いセリフなんでしょう!!
あまりのギャップに、私のハートは射抜かれてしまいました笑
その後も、ハジメのライバルとして、ときに立ちはだかり、ときにハジメの実力に悔しい思いをする佐伯。
佐伯もまた、ハジメたちとの触れ合いで、静かに成長していきます。
後に、あの佐伯が涙を流して
「君とヴァイオリンが弾きたい・・・!!」
と言ったときには、私も一緒に号泣してしまいました!
感情表現に乏しかった佐伯がどんどん変わっていく姿に、あなたもきっとキュンキュンするはずです!
【青のオーケストラ】佐伯直の情熱的な性格と音楽への挑戦!青野との関係は?
青のオーケストラにおいて、特別な注目を浴びているキャラクター、佐伯直。 彼は12歳までドイツで過ごし、その後日本に帰国しました。ヴァイオリンの腕前では、数々の賞を手に入れ、青野を始めとする多くの人々か ...
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【青のオーケストラ】はこんな青春したかったと思わせてくれる!
最後にお伝えしたい魅力は「青春」です。
「青のオーケストラ」では、高校生の部活動がほんとうに魅力的に描かれています。
仲間と頑張る面白さ、喜びを分かち合う素晴らしさ、下校中にみんなで買い食いする楽しさなど、
「こんな青春したかった!」
と思わせてくれるシーンが山のようにあります。
しかし実は、描かれているのは楽しい部分だけではありません。
マンガに登場するキャラクターには、十人十色の事情があります。
それは家庭の事情だったり、過去のトラウマだったり。
そのせいで部活に支障をきたす人物もいます。
そもそも、部活動って楽しいだけじゃないですよね。
勉強との両立も大変ですし、土日もひたすら練習で、遊んでる暇なんてありません。
私も高校時代そうだったので、彼らの気持ちはよくわかります。
部活に所属せず、遊んでいる友だちを見て羨ましく思ったりもしました。
こんなこと3年間も続けて、何か意味があるんだろうか。
無駄な時間を過ごしているだけなんじゃないだろうか。
海に行ったり、カラオケに行ったり、もっと思い出を作ったほうがいいんじゃないだろうか。
当時は、そんな暗い気持ちになることも多々ありました。
でも、今となっては、あのとき頑張ったことがかけがえのない財産になっています。
「青のオーケストラ」に登場する3年生たちも、みんなそういった思いの中で部活を続けて、
でも最後には「やってよかった」という笑顔で引退していきます。
そうです。部活動という経験だけは、このときしか得られない貴重な思い出なんです。
他の楽しみを捨ててでもやる価値があると私は思います。
「青のオーケストラ」は、そんな一途な青春を送りたかったと思わせてくれます。
というより、その青春体験をマンガで感じさせてくれるんです!
送りたかったではなく、マンガを読めば今すぐ青春出来るんですよ!!笑
ぜひあなたにも、そんなかけがえのない青春を、ハジメたちと一緒に送ってもらいたいです。
【青のオーケストラ】アニメ化で期待したいポイントは?
さて、ここまで紹介させていただいた通り、様々な魅力がある「青のオーケストラ」ですが、
アニメ化で個人的に一番期待したいポイントがあります。
それは、合奏シーンです!!
音が聴こえる、といってもやはりマンガでは実際に音が鳴るわけではありません。
なので、アニメ化に際して期待するのはやはり音楽。
しかし、私が一番期待しているのは、実はそこではありません。
私が期待しているのは、
アニメーションとオーケストラの融合です!
合奏中は、演奏している楽曲の作者のイメージやストーリーが絵で描かれるんですが、
それがまた演奏と合わさって、楽曲のテンポやリズム、雰囲気が目で体験できるようになっているんです!
これは、マンガとオーケストラの見事な融合だと私は思っています。
しかし、アニメになればもちろん音楽はついてきますよね。
この絵の表現「アニメーション」と「オーケストラの音」がどう合わさるのかが、今から楽しみで仕方ありません!
【青のオーケストラ】アニメ化に関する情報は?
なんと!!
『青のオーケストラ』がアニメ化決定しました!!🎉🎊青春らしい物語と共にヴァイオリンやオーケストラの演奏シーンが実際に聴ける…!クラシックの名曲など音の表現が今から楽しみです🎻
豪華コラボ&アニメ化記念で今ならアプリで無料30話読めるので、どうぞよろしくお願いします😃 pic.twitter.com/msKiSAd1Hk
— コバヤシショウ (@sho_MangaOne) April 11, 2022
アニメ化にあたって気になるのは、放送日やキャストの情報ですよね?
ここで今わかっている情報をまとめておきたいと思います。
が、結論から言いますと。
何もわかっていません!!泣
最新の情報公開が待ち遠しいですね!
【青のオーケストラ】アニメの放送開始日・制作・キャストは?
- 放送日:未発表
- 制作:未発表
- キャスト:未発表
【青のオーケストラ】アニメ化コラボ企画
アニメ化に際して、コラボ企画が進行中です。
それは、
ドイツのグラモフォンレーベルとのコラボ!!
世界でも最も古く長い歴史を持つクラシックレーベルのグラモフォンレーベル。
そのレーベルを代表するジョン・ウィリアムズとのコラボ企画が進行中です。
ジョン・ウィリアムズは「スター・ウォーズ」「ハリー・ポッター」「インディー・ジョーンズ」などの音楽を手がけた、映画音楽の巨匠アーティストなんです。
これは期待が高まりますね!
【青のオーケストラ】アニメ化コラボストア(現在は終了)
こちらは開催が終了してしまった企画となりますが、
東京池袋のP’(ピーダッシュ)PARCOや、駅ナカコンビニの「NewDays」で、期間限定のストアが開催されました。
ただ、アニメに関する詳しい情報が公開されていないといった状況ですので、
今後もコラボストアが開催される可能性は高いと思います。
しかし、もし開催されても期間限定だと思いますので、今後の動きを要チェックですよ!
【青のオーケストラ】アニメ化まとめ
この記事でわかること
- 【青のオーケストラ】のあらすじ
- 【青のオーケストラ】の魅力
- 【青のオーケストラ】アニメ化に期待するポイント
- 【青のオーケストラ】アニメ化に関する情報
今回は、「青のオーケストラ」アニメ化に関して、物語の魅力や期待するポイントを紹介しました。
作中での音楽はもちろん、個人的にはOPやEDも気になるところです。
今後の新しい続報が待ち遠しいですね!
ちなみに現在の既刊は10巻なので、今からでも余裕で追いつけます。
アニメが始まる前にぜひ読んじゃいましょう!