「青のオーケストラ」の中で、羽鳥 葉は一風変わった存在として描かれています。
海幕高校2年生で、1stバイオリンの次期コンマスを務める予定の彼は、5歳の頃からヴァイオリンの経験を持つ才能ある音楽家。
ポイント
しかし、その一方でダンス部とオーケストラ部を兼部し、オーケストラ部の練習には定期的に参加しないという、他の部員とは一線を画すスタイルを持っています。
そのため、彼の存在は新入部員の青野達にとっても驚きのものでありますが、彼の演奏技術の高さには圧倒されるものがあります。
しかし、その実力を持ちながらも真面目に部活に参加しない羽鳥に対する評価は賛否両論。
彼の才能とその振る舞い、そして彼を取り巻く環境について、本記事では詳しく解説していきます。
この記事のポイント
- 羽鳥 葉は海幕高校2年生で、1stバイオリンの次期コンマスとしての役割を持つ
- ダンス部とオーケストラ部を兼部しており、オーケストラ部の練習には定期的に参加していない
- 羽鳥は部員からの評価が賛否両論で、その実力を持ちながらも真面目に部活に参加しないため信用されていない面もある
- 部長の原田を尊敬しており、彼からのアドバイスや意見を大切にしている
一見チャラい羽鳥の、熱くて真面目な一面をお伝えします!
【青のオーケストラ】羽鳥 葉ってどんな人?
#青のオーケストラ 9話
後輩に慕われる先輩、先輩を慕う後輩。律子パートとは違う、ギクシャク感が無いところがいいな。
で本編、羽鳥先輩、その人柄に意識が惹かれだす青野。新たなる人間味に触れた感じが良き。
ドラマ性が一つ上がった。あとは作品的な感動さが上がってくれると良いのだが。#青オケ pic.twitter.com/ETvH5c1AJV— ぐでたか (@gude_tk) June 4, 2023
- 羽鳥 葉
- 海幕高校2年生(声優:浅沼 晋太郎)
- パートは1stバイオリンの次期コンマス
- 5歳の頃からヴァイオリン経験あり
入部したての青野達1年生に向けて、2年生の合奏練習を披露することに。そこで青野の背後に突如現れた羽鳥です。青野達から「あんな先輩いたっけ?」って言われた羽鳥は、堂々とコンマスの席に座りました。青野が知らないのも当然。羽鳥はダンス部と兼部しており、たまにしかオーケストラ部の練習に来ないのです。
2年生も初めての合奏にも関わらず、圧巻の演奏に驚く青野達でした。
それにしても、ちゃんと練習に来ないのに演奏が上手いだなんて嫉妬してしまいますよね。
私も吹奏楽部をやったことがありますが、いくら上手でも真面目に参加していなかったら同じ部員として信用できないなぁと思います。サボられると、一緒に頑張ろうという気持ちが薄れるというか。特に合奏は個人プレーではなく他の部員と音を合わせるので、羽鳥みたいな人がいたらちょっと扱いづらいですね…笑
そんな羽鳥ですが、定期演奏会のオーディション前から練習に参加するようになるのです。
一体、何が起きたのでしょうか?
【青のオーケストラ】羽鳥にコンマス任せて大丈夫⁉
第9話「先輩」
Eテレ 4(日)午後5:00夏の定期演奏会まで2か月弱。
メイン曲のメンバーオーディションの話をする青野たちの前に、たまにしか部活にきていない2年生の羽鳥が現れ…https://t.co/aq7N0T90xl #青オケ
第8話の見逃し配信は6/4まで https://t.co/QftMfftX4w pic.twitter.com/mOvfzJKvUx— NHKアニメ (@nhk_animeworld) June 1, 2023
珍しく遅くまで練習する羽鳥を見て、部長の原田が声をかけました。
羽鳥にとって、原田は憧れの存在。定期演奏会が終わったら原田もいなくなるし、今まで原田の後ろ姿をずっと見てきたから今回は追い抜きたい!そんな熱い想いを打ち明けたのです。
実は以前原田から、注意されたことがありました。薄々、自分がオーケストラ部で浮いていることに気づいていた羽鳥。そのことを原田に話したら、原田は満面の笑みで「自分に甘いよね」と言い放ったのです。笑顔で言うと、棘が増しますねぇ…笑
そして原田は続けて「嫌がる人がいるなら変われよ」と静かに怒りました。あの優しい原田が!!
羽鳥が同級生から嫌われる理由は、中途半端でサボるから。みんなの努力を邪魔していると思い知らされたのです。
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ダンス部と兼部出来ていたのも、ある意味羽鳥の才能ですよね。ヴァイオリンは上手いし、ダンス部からも頼りにされているし器用でないと出来ないと思います。でも、次期コンマスになるなら、もう自分のことだけ考えるのはダメだと原田のおかげで気づくことができました。
練習に参加するようになったのも、今まで迷惑をかけてきたからこそ、羽鳥自身も後悔しない結果を原田に見せたかったのでしょうね。本当に自分のために怒ってくれる人は、なかなか居ませんもの。ただキレるだけの上司よりも原田が上にいてくれたら、そりゃ尊敬しますよ。うちの上司に原田の言動を見せてやりたいですね!!(無理)
私もここを読んでから、羽鳥は意外と熱血な一面があることを知りました。最初は浮ついた人だと思っていましたが、本当は誰かのために頑張れるだと。今まで自分の好きにやってたけど、オーケストラ部一本になったら、才能豊かな羽鳥はきっとコンマスとして重要な存在になるでしょう!
【青のオーケストラ】羽鳥と裾野の関係とは?
オーディションの結果は、羽鳥は前から三列目。原田を追い抜くどころか青野にも負けてしましいました。更に顧問の鮎川先生に呼び出され、結果についてどう思うか怒られる始末。
そんな羽鳥を心配して声をかけたのが、同級生の裾野です。
羽鳥はいつも裾野、滝本と三人で楽しそうに昼食をしています。また、裾野のことを「姫ちゃん」って呼んでいるのも羽鳥だけ。あ、ちなみに裾野の名前は姫子です。お母さん気質な裾野が姫ちゃんって呼ばれるの何か可愛いですね 笑。羽鳥ならその辺のいじりも込めて呼び始めたのが想像できますね。
心配してくれたのか茶化す羽鳥ですが、姫野は「もっと真面目にやってたら後輩にも負けなかったのに」と怒るのでした。きっと裾野は羽鳥の実力を認めてて、羽鳥ならもっと出来たのにと思ったのではないでしょうか。
それに対して羽鳥は「次期コンマスがこんなのじゃダメだよな…やるよ、俺」と話し、コンマスをやる決心を裾野に伝えるのです。その時の裾野の表情がまた乙女の顔してるんですよ!裾野にとっては、やっと一緒にオーケストラ部を頑張れる時が来たんでしょうね。
裾野にとって羽鳥は世話の焼ける存在でもありますが、憧れなのか恋心かまだ分かりきってないかもしれません。羽鳥も裾野に対して、自分の実力を認めてくれていることは理解しているでしょう。
個人的には羽鳥・裾野のカップリングが一番リアルだなぁと思います。ダメな男に世話焼く女性…。
私も羽鳥を憎めないのは、羽鳥に対して母性本能を抱いているから…?笑
でもこれからの羽鳥なら、きっと裾野や周りのオケ部を支えてくれるでしょうね。
【青のオーケストラ】羽鳥葉まとめ
まとめ
- パートは1stバイオリンの次期コンマスを務める予定である
- 5歳の頃からヴァイオリンの経験がある
- ダンス部とオーケストラ部を兼部している
- 羽鳥は定期的にオーケストラ部の練習に参加していない
- 羽鳥は非常にヴァイオリンが上手い
- ヴァイオリンの才能だけでなく、ダンス部でも頼りにされている
- 羽鳥は中途半端でサボるために同級生からの評価が低い
- 羽鳥は部長の原田を尊敬している
- 羽鳥は裾野という同級生と親しい関係にある
- 羽鳥はオーケストラ部の練習に真剣に取り組むようになった
いかがでしたか?
一見チャラい羽鳥ですが、本当は憧れの先輩を追い抜たくて、努力も出来て才能もある。
現実に居たら、羨ましいどころか嫉妬してしまいそうなキャラですね。元々器用で周囲を見ることができる人なので、今後の羽鳥の活躍が楽しみです!
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