【青のオーケストラ】町井美月は憧れの先輩像！その魅力に迫る

あなたは、今までマンガを読んでいて、「実際にこの人が先輩(上司)だったら、いいな〜」そう思ったことはありませんか？

よく「理想の先輩・上司ランキング/アニメ編」などの特集が組まれることもありますよね。そしてついに、『青のオーケストラ』を読んでいて目標にしたいと思える人物に出会いました(笑)。

その名前が町井 美月(まちい みづき)です。

個性的なメンバーが多いため、あまり目立つキャラクターではありませんが、とても後輩思いの人物で、多くのファンが心を奪われているキャラクター、町井美月。

彼女は海幕高校の3年生として、オーケストラ部で1stヴァイオリンのトップサイドとして活躍しています。

読書を趣味とし、他者の気持ちになれることからその魅力を感じている町井は、部員たちからも憧れの存在として見られています。この記事では、「青のオーケストラ」の中での町井美月の魅力や彼女が持つ独特の魅力に迫っていきます。

それでは、詳しくご紹介したいと思います。

【青のオーケストラ】町井美月とは?

お待たせしました!

町井美月についてご紹介します。

青のオーケストラの町井先輩かわいい pic.twitter.com/d7VE4SRJLg

— かーてん (@kar392) September 6, 2020

青のオーケストラのキャラクターは詳しいプロフィールが載っていません。しかし、身長が同じ3年の原田と並んでもあまり差がないので、町井の身長は大きいと思います。とくに3年はにぎやかなメンバーが多いなか、あっさりとした性格の先輩でもあります。

町井は昼休みに趣味の読書をするため、一人で過ごす時間も好きと言っています。

先輩の音色は…透明で…優しくて…

どこか力強い

引用：青のオーケストラ　6巻

町井のヴァイオリンの演奏を聞いた小桜がこのように言っています。アニメでどのように奏でられるのか楽しみですね！

町井美月の魅力①後輩のサポートができる、仲間を大切に思っている

主人公・青野は今までヴァイオリンを「ソロ」でしか弾いてこなかったため、オーケストラでの「集団」で演奏することに慣れていません。

またライバルの佐伯が周りの音に合わせて演奏していることに焦った青野は、町井に相談します。

焦ったようすで矢継ぎ早に質問する青野に町井は、落ち着かせたあとで「私は君たち1年に焦っている」と自身の気持ちを伝えます。

君はヴァイオリン以外で好きな音は何？

引用：青のオーケストラ　4巻

町井から質問された青野は考え、母が小さい頃から弾いてくれたピアノと答えました。また同じ質問を返された町井は、「市民オケの3年間で弾いていたヴィオラ」と答え、それがきっかけで音楽の視野が広がったことを青野に教えました。

オーケストラはたくさんの人とたくさんの楽器によって成り立っています。それを最初から合わせることができたら、指揮者やコンサートマスターの役職は不要ですね(笑)

また、次期コンサートマスターを目指す青野は、先輩でありコンサートマスターの原田を目標としています。町井は、青野が原田や佐伯の音ばかりに意識していることを指摘し、原田は他の楽器の音も常に意識していることや他のパートとの信頼関係が大切なことを伝えました。

アドバイスをもらった青野は、『周りの音と合わせる演奏』を習得するためにさっそく行動に移します。

このやりとりを見て、新入社員で働きはじめた頃を思い出しました。私も青野と同様焦ったりすると、質問をたくさんしていました。

落ち着けばいいのに文字通り気持ちばかりが先行して落ち着かないんですよね(笑)

その点、町井はまず青野を落ち着かせていますよね。そして、一気に答えるのではなく、青野の気持ちを整理し、共感しながら相談にのっています。その結果、青野は大切なことに気づき、すっきりした表情をしています。

この共感しながらが本当に難しいです。

私も後輩から相談されることがありますが、これが本当に相手の求めていた答えなのか分からないときがあります。相手の求めていた答えであればスッキリしますが、もしちがっていたらモヤモヤしますよね。

本当に「共感する相談」には「信頼関係」が大切だなとフツフツ感じます(笑)

またトップサイドである町井は、コンサートマスターと同様に他のパートとの連携が求められます。オーケストラ部で培ってきた周りとの信頼関係や読書で得た感性、町井の努力の結果がこうして実を結んでいることがわかりますね。

町井美月の魅力②指示が的確である

とある練習日、予定であった『くるみ割り人形』のパート練習が変更されたことにショックを受けていた小桜は、それを町井にみられます。

『くるみ割り人形』の「花のワルツ」がお互い好きということが分かり、意気投合します。町井の音色に聞き惚れていた小桜をみて、一緒に合わせることになりました。

”Tempo di Valse”

”ワルツのようなテンポで”

この曲は誰かと踊るのを想像するといいかも

 

はじめは小さく控えめに、次第に大きく大胆に!

全身を使って踊るように

引用：青のオーケストラ　6巻

弾く部分が難しい箇所に対して、町井は具体的な例を提示しながら小桜に教えています。小桜はこのとき誰と踊るのを想像したのでしょうか……相手はきっとあのお方ですね(笑)

的確な指示ができるためには、自分が理解していないとできません。町井は後輩に指導する傍ら、自身も曲への理解を深めていたのでしょう。

町井美月の魅力③後輩を誉めたり助言する

これまた、小桜とのやりとりです！正反対のタイプの2人ですが、先輩・後輩よりも姉妹のようにみえてきます(笑)。以前小説の貸し借りを約束していた2人は、それぞれのおすすめを持ってきました。小桜はホラー小説、町井は恋愛小説。

そのときに町井は小桜にあるものをプレゼントします。花びらで作ったしおりです。

『何か残してあげられたらなー』

3年と1年のため部活での関わりは少ないですが、小桜にとって町井から得たものはたくさんありました。しかし、それでも形として残したいと町井は小桜にむけて作ったのだと思います。

自分のことでいっぱいいっぱいと悩む小桜に、町井は1年のときは嫌なことがあれば本の世界に逃げていたと笑いながら伝えます。

「そんなこともあったなあ」って今は過去の失敗で笑えてる。

変わらない人なんていないよ。

引用：青のオーケストラ　6巻

ここめちゃくちゃ心にささります！とくに小桜は中学時代のトラウマがあるため、人間関係や恋愛で悩むことが多いと思います。

過去のトラウマから人間不信になる人もいます。町井にとっては何気ない言葉でも、小桜にとってはとても後押しされたのではないでしょうか。

変わらない人はいない。

これは裏を返せば、変わる努力をしない人は何も変わらないと同じことだと思います。アオアシの花ちゃんが言っていた『人間は考える葦である』と同じですね(笑)

小桜の演奏からも満開の花が咲いています！アニメだとピンクでいっぱいになるのでしょうか……。

番外編町井美月の恋愛相談

町井は小桜が青野に恋をしていることにいち早く気づきます。

小桜と青野が相合い傘で帰っているのを見かけたときは、付き合っていると思っていたそうです。

しかし、自分と似ていたから片思いだと気づいたと言っています。

ん?

んんん??

町井先輩も恋しています！

お相手は誰なのか!?

同じオーケストラ部の人ということだけしか分かりません(笑)。最初は原田かと思いましたが、そのような描写がなかったので違うと推測します。

そして、原田に片思いしている人は別にいると予想しています！

ぜひ、ここの進展にも注目したいですね。

私もあなたの恋の進展が気になるよ！町井先輩！

【青のオーケストラ】町井美月の魅力のまとめ

町井美月についてご紹介しました。

「理想の上司にしたいランキング」の理由に当てはまる項目がいくつもありましたね。

私自身、町井が実際に先輩や上司でいたら、とても頼りにしていると思います。

登場時期が3年であり、最新刊の10巻の時期では受験生でとても忙しい生活を送っています。

あまり目立つエピソードはありませんが、後輩から頼りにされていることが分かりますよね。

とくに、小桜とは共通点が多くプライベートでも連絡を取り合う仲のようですね。

青のオーケストラにはまだまだ紹介していないキャラクターがたくさんいます！マンガも11巻までなので、今からでもまだまだ遅くありません。

アニメが始まるまでにぜひ読んでみてくださいね！