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【青のオーケストラ】9巻のあらすじや見所を紹介!ネタバレあり

2022年8月7日

 

2022年アニメ化の発表もされ、今後注目度アップが間違いなしのマンガ

 

 

 

『青のオーケストラ』

 

 

 

累計発行部数350万部を突破している、青春×音楽ドラマです!

 

 

 

 

今回は、『青のオーケストラ』9巻のあらすじと見所をお伝えします。

 

 

 

 

ネタバレは含みますが、この記事を読んで

 

 

「気になる! 買ってみよ!」

 

 

と思えるような内容をお届けします!!

 

 

 

 

※ネタバレ含むので、嫌な人はブラウザバックしてください

【青のオーケストラ】8巻のおさらい

 

9巻のあらすじをお伝えする前に、8巻のポイントを整理したいと思います。

 

  • 楽しい楽しい体育祭
  • 課題曲の問題点とキーポイント
  • 確信をついた佐久間の意見
  • 小桜のスキル急上昇
  • 立花の中学時代の苦悩

 

個人的におすすめなのは、

 

小桜の印象がガラッと変わるところです。

 

気になった方はぜひ8巻も読んで見てくださいね。

 

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【青のオーケストラ】9巻の各話のあらすじ&見所をご紹介

 

 

9巻のあらすじは、やはりコンクールに焦点が当たっています。

 

しかし、今回の見所はそればかりではないです!

 

青のオーケストラは音楽マンガでもあり、青春マンガでもありますよね。

 

 

そのため、後半にもぜひご注目して欲しいです。

 

 

そして、コンクールのキーポイントとなる

 

バッカナール』と『サムソンとデリラ』の簡単な解説をします。

 

 

バッカナールとは

古代ギリシアを起源とした、「酒と収穫の神であるディオニュソス (バッカス) を祀る」お祝いのお祭りのこと。

ディオニュソスに扮した踊り手の舞を中心に、50人ほどの踊り手が輪舞を踊り収穫を祝う。

 

サムソンとデリラ

旧約聖書時代、パレスチナの都ガザの広場。ペリシテ人に支配され、奴隷となったヘブライ人の英雄で怪力の青年・サムソン

サムソンは、ガザの大守・アビメレックがヘブライ人の神を嘲笑ったため、サムソンはアビメレックを殺害してしまう。

ペリシテ人の美女・デリラは、復讐のためにサムソンを誘惑します。

怪力の秘密が彼の長い髪にあることを聞き…酒の宴が始まる。

 

 

 

 

実際に動画でバッカナールを視聴しました。

 

結構ハマって繰り返し聞いたな……(笑)

 

構成がわかりやすく、楽器を通しての場面の移り変わりがおもしろかったです。

 

 

第55曲を紹介する時に、バッカナールを視聴した感想もお伝えしたいと思います。

 

 

 

第54曲 コンクール

 

 

11月3日 日曜日 いよいよコンクール当日になりました。

みんな緊張した面持ちで楽器を運んでいます。

青野と佐久間も協力して、楽器を運んでいます。

 

 

海幕高校は出番まで2時間(17時から出番)あるため、

その間にチューニングや音合わせを済ませておきます。

 

 

緊張した空気のなか、青野はワクワクしています。

 

こんな張り詰めた空気のなか、そんな余裕がある青野は恐るべしです(笑)

 

 

しかし、コンクールが何時から開始したのか分かりませんが、

17時までとなると待ち時間が結構長いなと感じました。

 

 

出番までに済ませておくことが多くあっても、

それだけ集中力を保ち続けることは容易なことではないと思います。

 

 

それに各校の演奏を聞けば、緊張感も高まり、精神面での強さも求められることでしょう。

 

緊張感がヒシヒシと伝わってきませんか??

 

 

応援にかけつけた3年も緊張させるからと、見つからないように配慮しています。

 

 

海幕高校としては、圧巻的な演奏をすることはもちろん、

強豪校としての威厳も求められるのではないでしょうか。

 

なんと9連覇がかかっている大事なコンクールなんです!

 

9連覇…次元が違いすぎて想像はできませんが、

2連覇だけでもプレッシャーを感じます。

 

部員たちは、口には出さないものの相当な不安も感じていたと思います。

 

 

 

他校の演奏が始まり、会場内は一気に静寂と熱気に包み込まれます。

 

 

 

引退した3年も他校の演奏を聞いて

「やっぱどこの学校もすげーや…」と不安がるなか、

元コンサートマスターの原田は「何も心配していない」と返事します。

 

コンサートマスターとは

オーケストラの演奏者たちを統率して、指揮者や演奏者たちと意思疎通を図り、進行の調整役。

指揮者がいないときは、代わりに指揮者をつとめることもある。

 

原田は後輩たちに自分の技術や意思を引き継ぎ、

安心して引退できたため、不安に感じることはないのでしょう。

 

3年が客席で思いを口にしているとき、いよいよ出番が近づいてきました。

先生は、緊張している面々にリラックスするよう深呼吸を促します。

 

しかし、その直後に厳しい言葉が出ました。

 

それは、この代の部員が主体的に動かなかったからだ。

上の先輩達と比べて・・・

「誰かがやってくれるから」

皆がそう思い、本来ならできることも成せずに終わる・・・

引用:青のオーケストラ 9巻

 

 

その真意とは……?

先生の飴と鞭の使い方がクセになりそうでした……(笑)

 

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第55曲 バッカナール

 

 

さあ、本巻の見所の『バッカナール』ですね。

 

第55曲は約50ページ描かれていて、他の話の倍のページ数です!

 

 

 

それほど作者が『バッカナール』に思いを込めていることが分かります。

 

「サムソンとデリラ」に登場する人物の思いや感情を、

 

音色に変えて物語をつづるのは、とても難しいと思います。

 

 

私もエレクトーンを習った経験がありますが、ソロで演奏していました。

 

 

しかし、オーケストラは『集団』です。

 

 

一人でも違う思いや考えがあると、音色に乱れ、まとまりがなくなります。

 

 

そのため、部員生の思いの共有が重要なキーワードになりそうです。

 

 

 

バッカナールの曲調と部員生たちの心情がシンクロして描かれています。

 

 

出だしはオーボエのソロから始まりました。

 

 

このアクセサリーは、2ページにわたって描かれています。

 

 

推測ですが……

 

 

 

 

オーボエのソロと音色の伸びを表しているのだと思います。

 

 

 

 

いきなりのソロと伸びを強調するために、

ここにアクセサリーを持ってくるのが、おもしろいですよね。

 

 

 

ここで曲の物語は、

 

サムソンを捕らえることができ、勝利の酒の宴に酔いしれます。

 

酒の宴は舞踏会とは異なり、本能のまま、快楽的な踊りをします。

 

その本能の部分がリズミカルに描かれています。

 

一糸乱れない一体感に他校の生徒が驚いてしまうほどです。

 

・羽鳥の全身で奏でるシーン

・演奏前に不安を口にした秋音に、立花が伝えた言葉

 

ここは、デリラがサムソンを捕らえたことで得た

 

悲願を達成した気持ちと安心した気持ちが、

 

羽鳥の演奏の表現力と立花の言葉とシンクロしていると感じました。

 

特に立花は今回のコンクールに向けたパート練習で苦悩していたとき、佐久間からかけてもらった言葉があります。

その言葉によって立花が安心したこと、不安がる秋音の姿が当時の自分と重なり、自然と出た言葉なのでしょう。

 

 

立花の笑顔が……あ、推せる(笑)

って思っちゃいますよ!!

 

 

酒の宴が続けられるなか、サムソンは見世物にされます。

 

サムソンのなかに湧き上がる熱が『怒り』となり、力となります。

 

しかし、すぐに力は開放せず、限界まで溜め込みます

 

・佐久間と筒井が中学時代の経験からずっと「後悔」していたこと

・ずっと父親との関係から逃げていた青野

 

 

佐久間と筒井は同じ中学校の出身であり、同じ部活に所属していました。

そんな2人は中学時代のあるできごとが心残りで、自分自身への『怒り』に変わっていました。

 

また、青野は父親に対する自分の思いに向かい合わず、逃げ続けていた自分への『怒り』が伝わってきます。

 

サムソンはデリラに裏切られたことの『怒り』、2人は後悔からくる自分たちへの『怒り』

青野は、逃げ続けていた自分への『怒り』

理由は違えど同じ『怒り』としてシンクロしています。

 

 

力が解き放たれたサムソンはどうなるのか……

 

 

それにシンクロするように音色も膨らんでいきます……

指揮者はどう音色を操るのか……。

 

 

 

 

 

私は「サムソンとデリラ」の物語を読んでから、この曲を聞きました。

 

もう……感動します。

 

曲を物語として表現するために、楽器が登場人物となる必要があり、

楽器一つひとつに役割がきちんと与えられます。

音色の1つ取っても、その場面が想像できました。

 

そして、このマンガの凄いところはその場面を忠実に描写していることです。

 

50ページのボリュームになるのも頷けます。

 

これアニメで流れたら……無限リピートです!!

 

 

第56曲 結果発表

 

演奏を終えた、青野たちは結果発表を待つばかりです。

 

 

青野は先輩である佐久間に他校の演奏の感想を伝えます。

最初の頃、2人はお互いの印象が良くありませんでした。

 

しかし、今では語りあう関係になっているのが、微笑ましいですね。

 

佐久間は、口下手ながら青野を安心させようとフォローします(笑)

 

 

期待と不安が入り交じるなか……いよいよ結果発表です。

 

 

嬉しい歓声、悲しさから嗚咽する声……

 

 

海幕高校の結果は……

 

無事に9連覇は達成できたのか……

 

 

青野もハラハラしながら結果を待ちます。

今までは、ソロでの結果だったため、受け止めるのも「自分だけ」なので気が楽でした。

しかし、これは「集団」であるため、今までとは異なる緊張に立たされていますね。

 

 

 

結果発表が終わり、広場に部員生が集まっています。

 

筒井や羽鳥がコメントした後、

滝本は「家庭の事情で練習に来れなくなること」を発表します。

 

自分の口から言いづらいはずなのに、きちんと伝えて、凛々しかったです。

退部ではなく籍を残すあたりが……本当はもっと皆と演奏したい

と言う滝本の気持ちが現れていますね。

 

 

滝本については退部はしていませんが、「お疲れさま」と伝えたいですね。

 

ここのお話で一番の見所がコンクールの結果ももちろんですが、

佐久間と青野のやりとりです(笑)

 

2人の関係が改善しているのが、とてもわかる描写がたくさんあります!

そして、私が佐久間推しになったきっかけでもありますので、あなたも要チェックです!!

 

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第57曲 デート

 

はい、デートです……

 

 

 

え! 誰と誰が!?

 

 

 

 

青野と小桜のデートです!

 

 

 

この初々しい感じが、お互いにデートに慣れていない感じがします。

 

部活内ではお互いに意識せずに会話しているのに、

2人きりで会うとしどろもどろ……

 

 

え、もう……2人とも可愛すぎます!!(笑)

 

 

2人は青野のいきつけの楽器屋に入ります。

目的は2人が普段使っている楽器の点検です。

 

 

楽器屋を出た2人は、フードコートへ向かいました。

色々な話をしていましたが、次第に秋音の話題になります。

 

小桜は、青野と秋音の関係が気になり、少し踏み込みます。

 

 

青野くんもりっちゃん(秋音律子)と仲がいいよね……

引用:青のオーケストラ 9巻

 

 

この言葉、気になる相手に言うのは、なかなか勇気が入ります。

もし、相手の返答次第では、「好き」と言うことが判明してしまうからです。

 

秋音と青野と部活が同じである小桜にとって、2人が会話をしているだけでも嫉妬してしまうはずです。

 

 

 

それを理解したうえで、質問した小桜を応援したくなりませんか?

 

 

 

そして、青野はどう返事をしたのでしょうか……?

 

 

 

第58曲 らしさ

 

 

青野からの「返事」を聞き、トイレに行った彼を小桜は待っていました。

 

そのとき偶然にも会いたくない人に出会ってしまいます。

過去のできごとを思い出し、小桜は何も言い返せなくなりました。

 

トイレから戻ってきた青野は止めに入り、小桜に声をかけます。

その姿がスマートすぎて、かっこいいんです!!

 

 

帰ろうとする2人になおもこの少女は食って掛かります。

小桜が隠したかった過去を青野に暴露します。

 

 

それに対する青野の反論がかっこいいです!

好きな人にこんなことされたら、胸が高鳴ります

本来なら、この感情は明るい場面で感じたかったですね。

 

 

その言葉の裏には佐久間のご加護があったみたいですね。

それでも、小桜をしっかり守った青野は

 

 

 

 

 

 

 

ベリーエレガント!でした。

 

(別の作品ですが、この叫びで伝えたかった……伝わる人には伝わるはず(笑))

 

 

 

 

 

小桜を落ち着かせるため2人はお店を後にします。

本当は隠したかった過去が露呈されたため、ゆっくりと青野に過去のできごとを話します。

 

内容は書くと衝撃的なので伏せますが、かなり現実味があります

実際、私も似たような経験があります。

そして、反撃したら倍になって返ってきました(笑)

そんな私も保健室を得て、元気になりました(笑)

 

一度過去の時間を捨てて、今を向いて頑張っている小桜には苦しかったと思います。

自分の存在を否定する小桜に青野は熱い言葉をかけます。

 

気を配るのが上手いなっていつも思ってた。

食べすぎてむせてる秋音にハンカチ差し出すとか、

誰かが閉め忘れたドアを閉める。

「そんな小さいこと」って思うかもしれないけど…

その人の「らしさ」って

案外そういうところにあったりするんじゃないかなって思うんだ。

引用:青のオーケストラ 9巻

 

 

中学時代の小桜を知らないこと、また自身も過去に苦しい思いをした青野だからこそ言えるセリフですね。

 

この回のお話は、本当に青野の魅力全開でした。

 

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第59曲 お願い

 

小桜の一件から翌日、青野はそのことを思い出しあまり眠れませんでした。

 

昨日のことで小桜が余計苦しむ結果にならないか……

 

青野はそんなことを考えていました。

小桜は、青野にお礼を言います。

 

そして、楽器屋のヴァイオリンの受け取りの件でも、うっかり八兵衛ならぬ

うっかり青野」が炸裂しております。

 

 

 

 

教室についた青野に秋音はある頼み事をします。

 

誕生日が近い母親にヴァイオリンで弾いてあげたい

 

しかも、秋音が青野に勉強を教えるという条件付きです

 

秋音は親思いですね。

 

私は学生の頃は親の誕生日に何かしようと行動したことはあっただろうか……。

社会人になってから、お祝いを送るようになった気がします。

 

 

俺がヴァイオリン教えて、お前が勉強を教える。

中学生の頃みたいだな。

引用:青のオーケストラ 9巻

 

このあたりで秋音の心情に変化があったのか、少し困り顔でした。

 

 

2週間の猛特訓の末、母親の誕生日当日です。

 

青野は秋音の家に上がったはいいものの、「家に居続けていいのか」

 

 

 

 

 

 

ずっと悩んでいました。

 

 

 

 

 

 

秋音の母親が帰宅し、玄関を開けた時も

 

 

 

 

 

 

悩んでいました。←覚悟決めろ

 

 

 

無事に歓迎されましたね……(笑)

 

このあと3人でごはんを食べていると、母親がふと秋音の短所をついてきます。

 

しかし、その短所の面を羨ましいと青野は返答します。

 

母親はさらに続けて、

 

 

 

 

爆弾発言を投下します。

 

 

 

 

【青のオーケストラ】9巻まとめ

 

いかがでしたでしょうか??

 

もう盛りだくさんすぎて、お腹いっぱいですね。

 

本当はもっともっと魅力をお話したいのですが、

 

ご自分で読んでいただくのが一番です!!

 

9巻のざっくりとしたまとめです。

  • バッカナールは無事に弾けたのか?
  • コンクールの結果はいかに!
  • 小桜の過去と対面
  • 秋音の母親のお誕生日会

 

前半は部活動の青春、後半は学生の青春って感じでしたね。

 

今後は青野×秋音×小桜の微妙な関係の変化が気になります。

 

 

マンガでしか味わえない臨場感あふれる『青のオーケストラ』

 

アニメで放送される前に読んで流行を先取りしちゃってください!

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