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【青のオーケストラ】7巻は大荒れの新体制編!オケ部は大丈夫⁉

2023年8月17日

【青のオーケストラ】7巻は大荒れの新体制!オケ部は大丈夫⁉

 

いよいよ、頼りになる三年生が居なくなっちゃうの…?

1巻から6巻まで読んだ方は、こんな感じで寂しくなっちゃいますよね。原田先輩は正にコンマスの鏡でしたし、2ndパートリーダーの米沢先輩も気さくなおかげで秋音が頑張れたし。

これまで色んな思い出がありましたね。

 

青のオーケストラ 】の7巻では41~47話収録されており、

  • 定期演奏会のクライマックス
  • 新体制でのコンクール編

この2つのお話です。中でも7巻のメインは新体制でのコンクール編

 

三年生最後の定期演奏会が終わり、いよいよ一・二年生でのオーケストラ部が始まります。そんな中でパートリーダーの滝本が朝練に来ない⁉二年生と揉め、パートリーダー辞めさせられることに⁉

新体制早々、荒れるオーケストラ部。

部活と家庭の事情で板挟みになっていた滝本を救ったのが、青野でした。

 

7巻は私が一番好きな滝本の話で、もう3~4周くらい読み返しましたよ 笑

私も親といざこざがあったので、同じ境遇の滝本が気になったのかもしれません。また、滝本と仲良しの裾野も、滝本のことを思いやっている感じがうるっとくるんです…!

この記事では、青のオーケストラ7巻について、ネタバレを交えつつ詳しく解説します。記事を読んだら、滝本と裾野の友情に心打たれるでしょう…!

注意ポイント

青のオーケストラ7巻のネタバレあり!

【青のオーケストラ】三年生、オケ部に一片の悔いなし…!

【新世界より 第4楽章】から7巻は始まります。

不穏な空気の中から壮大なファンファーレを轟かせる。部員は演奏しながら、思い思いに今までの日々を振り返ります。夏の暑い日差しの中、重い楽器を抱えて通学したり、パートメンバーと練習を重ねて部活を頑張ってきたこと。

羽鳥は部活を中途半端にしていたのを原田に怒られたことを。

もうすぐオーケストラ部での日々が終わる。

部長の立石は、他のことを捨ててまで部活をやる必要があったか自問自答します。

部長としての責任は重く、辛いこともいっぱいあった。けど、後悔はない。

きっと強豪校の部活は友達と遊ぶ時間も少なかったり、勉強する時間の確保も大変だったと思います。ましてや部長なんて、部員に問題があったら真っ先に顧問に怒られる立場ですよね。鮎川先生、顔怖いですし… 笑。

私も吹奏楽部でパートリーダーをしていた時は、メンバーのミスを顧問から怒られるのはざらにありました。当時の私は何で自分が怒られるの?と思ったのですが、それがリーダーの役割だからですね。自分のことだけでなく、メンバーのことも気にしてあげなきゃいけない。部長となると部員全員のことを気にしなきゃいけない責任はかなり重かったでしょう。

 

立石も本当は海にも行きたかったけど、そんな暇はありませんでした。でも、目を閉じれば水平線の情景が浮かんでくる。そんな景色が見える演奏をすることが、オーケストラ部で出来たのです。演奏会の終わりに部員から花束をもらった立石は大粒の涙を流しました。

こんな姿を見たら、よく頑張ったねと声をかけてあげたくなりますね!鬼顧問の鮎川先生と共に海幕高校オーケストラ部を作り上げた三年生の皆さん、本当にお疲れ様でした…!

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【青のオーケストラ】新体制は問題ばかり⁉

いよいよ新体制での部活が始まりましたが、早速問題が起こります。

朝練に来る人が少なく、1stパートリーダーの滝本が来ていませんでした。何でパートリーダーも居ないの?とざわざわする中、パーカッションのリーダー佐久間が茶化しに来たのです。それだけでなく、コンマスが羽鳥なのが気に入らないからサボる人が出るのではと話す佐久間。

うわぁ…何この先輩、ってなりますよね。青野は佐久間に反論すると「嫌い」って言われるし、弦パートは終始ピリピリした雰囲気でした。

頼りになる人たちが居なくなった時って、本当に自分たちで出来るのか不安だと思います…。私も会社の話ですけど、信頼していた上司が異動してしまったことがあります。後任が私になった時は「○○さん(上司)みたいに出来ないよ…」と胃を痛めてた日々でした 笑

 

ある日、2年生の各リーダが会議し、滝本が朝練来ないことを注意します。そこでも佐久間はまた余計な一言を言い、日向さんみたいになるよ?と滝本を煽るのです。日向さんって誰?ってなったあなた、この後詳しく解説しますね。

 

その後滝本は裾野と福留に呼び出され、パートリーダーを辞めるか提案されてしまいます。

裾野は滝本の家庭が勉強に厳しいことを知っており、福留も滝本が他の二年生が揉めたことを心配していました。滝本は辞めたいだなんて言っていないし、何で裾野は自分の家ことを他の人にも言ってしまうのかとショックを受けます。

それだけではなく、親からもメールで塾の遅刻を怒られる滝本。部活も勉強もちゃんとやるから大丈夫、って自分に言い聞かせてきたけど、全然うまくいかない。帰り道、思いが込み上げて泣いている所を青野に見られるのでした。

きっと滝本は周りに迷惑をかけたくなくて、失望されたくないから部活も家庭の事情も一人で抱えていたのでしょうね。私もちょっと面倒な家庭で育ちましたけど、そういう子ほど周りに言わずに一人で何とかしなきゃって思うんです。

 

一緒に帰ることになり、滝本は不意に青野に父親が嫌いか聞くのです。戸惑う青野に滝本はカフェで少し話そうと提案。

青野は、滝本が悩んでいるのは日向って人と何か関係があるのか聞きます。滝本と日向は友達で、日向は家庭の事情で部活を辞めてしまいました。それに対して他の部員は、何で途中で辞めるの?と文句を言っていたのです。家庭の事情で辞めた友達が干されて、今までの努力は何だったのか?自分もこうなるなら頑張る意味ないじゃん、と滝本は部活に対して冷めてたことを青野に話すのです。

滝本の話を聞いて、青野も同じようなことがあったと話します。でも滝本は所詮部活なんてって思いながらもしっかり努力しているじゃないかと青野は伝えました。また、青野は自分も父親が嫌いだけど、もっと話しておけばよかった。

青野の言葉に、滝本は母親と話し合うことを決心しました。

 

翌日からは、パートリーダーとしてまとめていた滝本。

練習後、コンクール後で部活を辞めることを他の二年生に伝えました。その日の夜に裾野に電話し、打ち明けた時のことを話します。二年生メンバーには怒られてしまった。まぁ当然だと話す滝本を裾野はごめん!と言って遮りました。

裾野が、自分のせいで滝本を追い詰めたと泣いてしまいます。それに対して滝本は、自分で決めたのとはっきり言うのです。裾野と滝本の友情の台詞がこちら。

私は!…かよと一緒にオケ部の音を創りたいって思ってるからね…!

うん。それまで私、全力で頑張るから。

引用:青のオーケストラ 7巻

 

滝本にとって残された時間は少ないけど、だからこそ後悔しないように中途半端はもうやめる。二年生には怒られていましたけど、私は部活も家庭の事情も自分で決めた滝本を応援したいです!

新体制のオーケストラ部、やっとスタートラインに立てましたね。

 

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主人公の青野 一は、数々のヴァイオリンコンクールで優秀な成績を収めてきた天才ヴァイオリニスト

家庭の事情でヴァイオリンをもう弾かないと心に決めていた青野でしたが、秋音 律子と出会い再びヴァイオリンを手に取るようになります。秋音との関わりや教師の勧めもあり、青野はオーケストラ部強豪校の海幕高校に入学することになりました。

厳しい練習や友人とのぶつかり合いもあり、ソロではなく、みんなで音を合わせることを知っていく青野。夏も終わりを迎え、三年生と演奏できる最後の機会である定期演奏会の日となりました。

  • 三年生が居なくなったオケ部は大荒れ
  • パートリーダーの滝本が練習に来ない
  • 滝本は部活と家庭の事情で板挟みだった
  • 青野が滝本を決断させるきっかけを与える

いかがでしたか?

なかなかシリアスな話でしたが、7巻をきっかけに滝本先輩が好きになった人もいるでしょう。今後の新体制オーケストラ部の活躍が楽しみですね!

 

 

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