スパイファミリーは、遠藤達哉さん原作の作品であり、2022年4月からアニメ化された大人気ホームコメディー漫画です。
連載初めからスパイ・殺し屋などと言葉のみを捉えると物騒な内容に思えます。
しかし実際に見てみると、一風変わったストーリ展開で読者を飽きさせず虜にしていきました。
虜にしすぎて、現在少年ジャンプ+によって連載されている漫画は2022年現在までに累計部数200万部を突破しています。
ちなみに現在は10巻まで発売されています(2022年10月現在)。
そんなスパイファミリーは、アニメの制作にも力を入れておりWIT STUDIOとCloverWorksと素晴らしいメンツです。
実際第5話まで放送されていますが、非常におもしろくずっと見ていたいと思えるほど。
スパイファミリーを見て初めに思った感想はいかがでした?
街並みの雰囲気を見ても、現代ではないし日本ではないなと感じたことでしょう。
どこかにレトロな雰囲気が漂っており、日本ではなく西洋の街並みをイメージしたのではないでしょうか。
けれども、「ヨーロッパっぽいけれど、どこやねん!」と思うようになりました。
「学校とか、建物はモデルになる場所はあるのか」それとも作者の空想から編み出されたのか気になったことでしょう。
では一つずつ見ていきましょう。
スパイファミリーあらすじ
疑似家族を作った3人。
主人公(ロイド)・妻(ヨル)・娘(アーニャ)は一つ屋根の下で互いの正体を隠しながら生活することになりました。
ロイドはスパイとして、ヨルは殺し屋として、アーニャはエスパーとして。
主人公(ロイド)はスパイとして、子供が泣かない世界を作り上げ
無事ミッションストリクスを達成することができるのか?
偽家族から本物の家族になることはあるのでしょうか?
家族3人の表情の変化に注目せよ!!!
スパイファミリーの舞台は?モデル都市は存在するのか
舞台は、ドイツ!
スパイファミリーの舞台となった国はずばりドイツです!
そう考えた理由を一つずつ説明していきますね。
作者の遠藤達哉先生は、スパイファミリーの舞台についてこのような趣旨を述べていました。
一応「架空の国である。」と。
しかしところどころに、どこかの国をモチーフにしている痕跡が至る所に散りばめられていました。
理由その①主人公が住んでいる都市の名前
まずはじめに、主人公(ロイド)が住んでいる都市の名前を見てみましょう。
都市の名前は、東バーリントと言います。
バーリントを英語表記で書いてみましょう。
Berlint →Berlin→ベルリン!?!?
何ということでしょう。
そういうことですよね!?
でもまだ気が早いかもしれないのでもう少し調査してみましょう。
理由その②鉄のカーテン
また、「東西の間に鉄のカーテンが」といった表現が作中に登場します。
鉄のカーテンといった表現です。。。
どこかで聞いたことありませんか?
画像引用:OIJC
そうです!ベルリンの壁が造られてドイツが東西に分離された大事件です。
1961年8月13日、東のドイツ政府は進撃の巨人で見られるような壁を築き上げました。
ちなみにこの壁は、社会主義陣営と自由主義陣営を分断する「鉄のカーテン」といったヨーロッパの東西真っ二つを象徴するような言葉でした。
ですから、私もこの作品を初めて拝見した際、西国と東国が出てきて「ベルリンの壁やん!」
と思ったほどです。
どうでしょうか。
まだまだ他にも理由はありますが、上記の2つが大きな理由です。
【SPY×FAMILY】の組織について
WISE
まず、主人公(ロイド)の所属する組織はWISEという西国の情報部隊です。
仕事内容は、国外の政治や経済に対する情報の操作をするといった秘密情報部と酷似しています。
WISEはドイツにどのような形となって存在しているのでしょうか。
調べたところ、ドイツ組織「連邦情報局」・イギリス組織「秘密情報部」がブレンドされている感じです。
なぜここにきて、イギリス組織が入っているのかというと大きな理由が2つあります。
一つ目がロイドと呼ばれる名前がイギリスではよくファーストネームで使用されているということです。
二つ目に、街並みに注目してください。
イーデン校などイギリスにも類似している建物が多く存在しているところです。
ものすごく綺麗ですよね。
日本では味わうことができないような町並みでワクワクします!
国家保安局
次に、嫁(ヨル)の弟(ユーリ)が所属している国家保安局について調べていきましょう。
彼が所属しているのは通称、秘密警察→SSS(STATE SECURITY SERVICE)と言われる主人公(ロイド)の敵組織です。
秘密警察の活動内容は、表向きは主に怪しい人たちを徹底的に張り巡らされた監視の目によって国民の安全を守っています。
そして秘密警察について調査をしたところ、現実世界の旧ドイツに似ている組織がありました!
それは、SS(Schutzstaffel)と言われるドイツ親衛隊と国家保安省です。
国家保安省に関しては、東ドイツにあったとみられる秘密警察です。
こちらも西ドイツに対してスパイを送り込んでいました。
作者である遠藤達也さんは、この2つの組織をモデルに作成したと考えられます。
個人的な感想になっていしまいますが、やっぱりモデルにしている都市や街並みというものはあるものですよね。
想像のみで漫画を描いている人は、本当に人間なのでしょうかと感じることがあります。(褒め言葉です)
ところで、聖地巡礼などに行く人もいらっしゃるでしょう。
私も死ぬまでに一度はドイツに行って観光をしてみたいものです。
ドイツに行ったらビールを飲みながらソーセージに食らいつきたいものです。
また、本場のプレッツェルも食べたいです!
すみません。話が脱線しました。本題に戻ります。
スパイファミリーの年代はいつ?
年代はズバリ1960〜70年です!
それはなぜでしょうか?
上記の画像をご覧ください。
鉄のカーテンが下されてから十余年とあります。
この意味が何を表しているのかというと、
1949年に起きた東西ドイツ分断から10〜19年経っているということになります。
以上の理由から、私は1960年〜70年と予測します!
【SPY×FAMILY】舞台・年代まとめ
あらすじ
スパイファミリーの舞台は?
組織について
- 主人公(ロイド)が所属するWISEは、ドイツ組織「連邦情報局」・イギリス組織「秘密情報部」のミックス
- 嫁(ヨル)の弟(ユーリ)が所属している国家保安局のモチーフは、旧ドイツのドイツ親衛隊(SS)と国家保安省
年代
いかがだったでしょうか。
著者である遠藤さんは架空の存在であると仰っていましたが、
ドイツやイギリスの建物といった「西洋の雰囲気」を参考にして漫画を執筆されたことがよく分かりました!
聖地巡礼するなら、ドイツかイギリスですね!
自分は1度もヨーロッパに行った事ないので、これを機に行ってみよっかなと思いました。
あなたは、行ったことありますか?
コロナが落ち着いたら、ぜひ行ってみたいものですね!