【SPY×FAMILY】11巻ネタバレ!仮初まみれの日常をぜひご覧あれ!!

「こんにちは、あるいはこんばんは」

このセリフを聞けばピンと思い出しますのは、この作品
「スパイファミリー」!！

少年ジャンプ作品を挙げればキリがないですが、今一番アツいといえば「スパイファミリー」ですよね！アニメはシーズン１が２クール放送でしたし（制作時点で視聴率取れる!！って意気込みが強く感じるー!！）、2023年10月からシーズン２が放送予定。

そして、劇場版が2023年12月22日に公開予定。

その他に、今年夏にはスパイファミリー展が開催予定。今後の予定がいっぱい詰まってますね。これは絶対、アーニャが「わくわく」って言ってますよ。
もちろん、種﨑さんのお声で!！
すっごい楽しみで、寝れないかもしれません。

さて、今回は2023年４月４日発売の最新刊11巻についてのネタバレしていきたいと思います。結論から申し上げますと、「緊張」と「緩和」で楽しすぎるし、それぞれが活躍する話が出てきて内容盛りだくさんとなっております。

【スパイファミリー11巻】　ロイド逮捕⁉

SPY×FAMILY コミックス11巻
2023年4月4日（火）発売予定

ジャンプ+にて表紙が公開されました！

今回の表紙は、ユーインとエミールです！https://t.co/BqbmeFXG8l#スパイファミリー #SPY_FAMILY pic.twitter.com/Bvy8CK6MQ6

— SPY×FAMILY ( スパイファミリー ) グッズ情報 (@SPYxFAMILYinfo) March 19, 2023

勤務医ロイドは今日もかりそめの姿で仕事にいそしんでいます。すると突然、保安局員を名乗る人物に手錠をかけられてしまいます。通報者は上長の部長です。

部下のロイドの仕事ぶりや周りから寄せられる好感を妬んでの犯行でした。そして、なんと、逮捕された罪状は「スパイ容疑」なのです！

ロイド一巻の終わりか⁉と思いきや登場した保安局員はロイドの仲間二人です。部長の電話は仲間によって既に入れ替えられていました。しかもその部長は裏で悪いことをしてます。

不正献金を受けたり、診療報酬の不正請求などの不正の数々。部長は保安局員によって尋問されます。それを見ていたロイドは、「部長はこの病院の宝」「希望の光」と迫真の演技で部長の心を開かせます。そして、その場で部長は逮捕されます。

一瞬、「ロイドはスパイとして逮捕される話」かと思わせといて、「実は部長を逮捕するための話」でホッとさせるパートでした。

このパターンはよくある手法ですよね。主人公の絶体絶命から、仲間が助けて、命を取り留める。そこがハラハラドキドキなんですけれども。

結末知らないアニメとか見てると、このパターンに引っかかって「えっ⁉まさか主人公死なないよね???」って一人おろおろしてしまう時があります。まっ、そのあと、「やっぱり死ななかった」って安堵するんですけどね。

【スパイファミリー11巻】ヨルが怪我した日

殺し屋家業にいそしむヨル。

仕事中に不覚にも手を痛めてしまいます。ヨルは今日も妻というかりそめの姿をこなそうとします。しかし、手を痛めているので家事全般ができなくなってします。

そこへ、シスコン弟ユーリが姉の危機を察知したのか、満を持して登場します。ユーリは夫たるロイドが家事全般をすべきだと言い放ちます。大好きな姉のヨルがロイドに謝罪と感謝を伝えると、ユーリのシスコンスイッチがオンになります。

「僕の姉さんは僕が守る」と言わんばかりに家事に奮闘しますが大失敗。そんなユーリと対照的に、なんでもできちゃうロイド。（かっこいい）

ユーリは完膚なきまでに打ちのめされ泣き崩れます。「ボクは姉さんにとっていらない人間なんだ」「ロイドがいれば幸せなんだ」。そんなユーリにロイドが一言告げます。

「さすがユーリくんはお姉さんのことを僕より知っている」と。ユーリの顔が一気に明るくなり、こう返します。「そうだ!僕の方が姉さんに詳しい!僕の方が姉さんの支えになる!」と。そして、お前に負けるかバーカとつて台詞をはいて、飛んで出ていきます。

このパート、終始笑いながら読めますよ。詠みながら笑みが出るので、読む場所は選んだ方がいいですよ。あと、思い出し笑いにもご注意を!

私も姉がおりますが、嫌いってわけではないですが、ここまで「お姉ちゃん、大好きー」にはならないですね・・・。そして、姉も弟がシスコンだったらドン引きすると思います。お互いにそんな素振りがないってことは、本当に強い絆で結ばれてるってことですね。ある意味、感動の兄弟愛のお話なのかもしれませんね。

んー、でも自分に（現実に）重ねてみると「やっぱりないわー」って思います。

【スパイファミリー11巻】アーニャ危機一髪!！

アーニャは心を読めるエスパー。超一流学校の生徒として、日々かりそめの姿をこなしています。

今日は社会科見学のため、ダミアンたちみんなでバスに乗って移動中。突然、銃を持った男がバスをジャックします。アーニャたちは捕らわれの身に、しかも首に爆弾まで仕掛けられてしまいます。

でも、この爆弾は実は偽物。心を読めるアーニャは偽物だと分かり、安心します。

ここでダミアンが男を見せます。「アーニャの首の爆弾を自分に着けろ」と言うのです。しかし、付け替えられることはなく、二人とも爆弾を装着されてしまいます。

バスはジャックされたことが伝わり、当局によって包囲されたます。犯人は銃で威嚇射撃するし、当局は狙撃や催涙ガスの攻撃をするし。現場は大混乱になってしまいます。果たして、アーニャたちは無事に解放されるのか。
(次巻へつづく)

こう読んでみるとシリアスなパートなのですが、大丈夫です。

ちゃんと笑えるところも用意されているんです。爆弾が偽物だと知っているのはアーニャだけなので、一人だけ悠々としている姿が面白いやら、可愛いやら。漫画読んでても、種﨑さんの声でセリフが再生されるんですよね。私だけですか？いや、あの声、絶対再生されてしまうはずです!!アーニャ役で種﨑さん選んだ人、神だと思います。

【スパイファミリー11巻】まとめ

いかがでしたでしょうか。

最新刊11巻は見どころいっぱいでしたね。「緊張」と「緩和」の繰り返しで楽しかったですよね。そして、３人がちゃんと主役のお話が入っていて、
それぞれの魅力も出てて良かったと思います。

私個人的には、出てくるセリフが声優さんにアテレコされて脳内再生されていました。江口さんの低音ボイス、早見さんの柔らかい声、種﨑さんのかわいらしい声。想像して、微笑んでみたりしてるので、はたから見たら危ない人ですよね。あー、早くアニメ化されて放映されないかと楽しみで、楽しみで。

アニメのシーズン2放映、劇場版公開、イベント開催などなど、今後ますます展開が気になる作品「スパイファミリー」。是非、最新刊11巻ご覧になってみてください。