【SPY×FAMILY】９巻ネタバレとあらすじ!初めての家族旅行

こんにちは、あるいはこんばんは。

「SPY×FAMILY９巻」では、フォージャー家の魅力的な冒険が続きます。

ロイド、ヨル、アーニャの三人は、家族としての絆を深めながら、それぞれのミッションを遂行していくことに。

本巻では、初めての家族旅行を通じて、彼らの家族としての絆が試され、新たな展開が繰り広げられます。

アーニャのかわいらしい行動や、ロイドとヨルの家族に対する新たな感情の変化も見どころです。

本記事では、「SPY×FAMILY９巻」のネタバレとあらすじを紹介します。
興味深いミッションや、心温まる家族の瞬間を一緒に楽しみましょう！

【SPY×FAMILY】９巻MISSION 54

『SPY×FAMILY』第９巻、本日発売になります。
いつも以上にギチギチになっております。
単行本の続きがジャンプ＋で読めますので、よろしければぜひ。
こうやって並べるとそれっぽく見えます。 pic.twitter.com/NfmgOzpk6q

— 遠藤達哉 (@_tatsuyaendo_) April 4, 2022

ヨルの戦場でのバトルは続いていますが、アーニャは花火に夢中になってヨルを探すのをすっかり忘れて最後まで花火を見てしまいます。

船旅ではアーニャ、ずっとこんな感じですよね（笑）

花火が終わった直後、ロイドは保安局員達の動きを注意して見ていたら(おそらく)読唇術で、船内に爆弾が仕掛けられていることを知ります。

そしてロイドはアーニャを託児所に預けて船員に変装し、爆弾の所へ向かうのですが…アーニャは逃走。

ヨルを探しに行き、ヨルの武器を発見します！

ちょうどアーニャのいる場所の上の階でヨルの心の声が聞こえて、武器がなくて苦戦している様子が分かりました。

武器を拾って、ヨルの所まで投げることに。（アーニャがははをたすけてみせる！）

必殺！

「希望を届ける光の矢！！（ライジングホープ！！）」

…ぜんっぜん届きません。

ですが、ここで奇跡の偶然が。アーニャが投げたヨルの武器を敵が踏んで転び、２人の敵を撃破！

そしてヨルがその音に気が付き、アーニャが届けた？自分の武器を発見して形勢逆転。いつも陰ながらロイドやヨルの事を助けようとして失敗するけど、その失敗が成功に繋がっているという所が良いですよね。

そしてロイドも爆弾を解除します。

知らない所で協力しあっているフォージャー家。でもどうやら、まだ爆弾が残っていました。

【SPY×FAMILY】９巻MISSION 55

自分の武器がどうして転がっていたのか疑問に思っているヨル。

（きっと風に飛んできたのでしょう。）

いや、あれは風で飛ばないと思うよ？と突っ込みたくなる所です。

アーニャはバレないように急いで託児所に戻ります。

ですが途中で、上層デッキにある時計の中に爆弾が仕掛けられていることを知りました。
ロイドに知らせるにも居場所が分かりませんし、どうして爆弾の事を知っているのか説明ができないので近くにいた船員さんに知らせることに。

こういう時のアーニャは上手いんだけど上手くないような感じなんですよね。

「ごめんください」

「さっきしらないおじさんが あそこのとけいには…はなくそくっつけてあそんでました」

「ばっちいのでそうじしてください」

理由が鼻くそって（笑）。

船員さんはおかしいと思いますが、このタイミングでの不審者情報ですからそこは流さずに調べる事に。

アーニャナイスです。

上層デッキにある時計にも爆弾が仕掛けられている事をロイドも知ります。ですが人を逃がしている時間も爆弾を処理する時間もありませんので、ロイドは年代物の時計を海へ投げ捨てることに！！

そこには逃走しようとしていたヨルの敵のボートが！

ドーーーーーン！！！

船上での爆発は阻止、敵もついでに逃走阻止できました。ヨルの任務も終わり、護衛していた３人は無事に逃げる事ができます。

そしてヨルの上司が、ロイドから次の日に停泊する島で合流したいとの伝言があったことを伝えます。

断ろうとするヨルに、任務完遂の褒美として従っておきなさいと言ってくれます。

優しい部長さん！！

そしてひと段落したロイドもアーニャを託児所に迎えに行くのですが、ここでロイドの意外な心のこえが。

（緊急案件とはいえ結局また家族を放り出してしまったな…）

何言ってる黄昏、『家族』も任務だろうが・・・。

この２つの声は寝ているアーニャには聞こえていません。ロイドとヨルの、『家族』に対しての感情が変化していっているのが分かりますよね。

次のエピソードではフォージャー家お楽しみのバカンスです！

【SPY×FAMILY】９巻MISSION 56

停泊した島に大はしゃぎで降り立ったアーニャと、普通のちちを演じながら楽しむ様子を見せるロイドの前にヨルが待っていました。

島を散策したり、ジップラインのようなものをやったり、三人乗りの自転車でヨルのこぐスピードに驚いたり・・・。

洞窟探検に乗馬、砂浜で遊び、とにかくエンジョイします。

そしてアーニャがシュノーケリングをしたいと言い出し、その次はサーフィン。

・・・・。

フォージャー家めっちゃエンジョイしてるじゃん。

こんなに遊んでくれる親もそういるものではありませんよね！

体力が凄すぎ！

海でサーフボードに載ったアーニャをヨルが波に合わせて押すのですが、殺し屋の仕事をしたすぐ直後で力加減が上手く出来ずにものすごい力で押してしまいます。アーニャが転落して波にのまれそうになったその時！！

ロイドがサーフィンをしながら颯爽と現れ、アーニャを抱えて波乗り！

超かっこいいです。

ロイド、できない事はないのでしょうか？

１日中こんなに遊び尽くしたので、よっぽど疲れたのでしょう。

歩いている最中にヨルが睡魔に勝てず、ロイドの肩に…コテ。

寝てしまいました。

今まであまりロイドとヨルのスキンシップはありませんでしたから、激萌えシーンです。

そしてアーニャも

「ちちーアーニャもねむいー」

ヨルをお姫様抱っこし、その上にアーニャを乗せて二人を抱えて船に帰ります。

（アーニャはともかくヨルさんまで…）

（まあそれだけ仕事が大変だったのだろう。なのにアーニャのわがままに付き合ってくれて…）

お疲れさま）

ロイドとヨルの中で確実に『家族』に対しての感情が変わってきていることが分かります。特に”アーニャのわがままに付き合ってくれて…”という言葉。

まるで本当の父親の発言です。ロイドの中に任務での父親という事だけではなだけではなく、アーニャの保護者としての感情が本人も気が付かないうちに芽生えているのかもしれません。

【SPY×FAMILY】９巻MISSION 57

久しぶりの登校です。

子ども達は中休み（ハーフターム）の間に何をしていたのかをクラスで話します。アーニャは豪華客船の話題でダミアンと会話をしようとするんですが、豪華客船に乗ったことなんてイーデン校の生徒たちにとっては普通の休暇の過ごし方。

誰も注目しません。

それどころかベッキーは同じ船に乗ったことがあるし、泊まった部屋のグレードが低いとダミアン達にバカにされてしまいました。

アーニャは船であったことを盛りまくり、嘘をついて(笑)頑張ります。でも、嘘が下手すぎて誰も相手にしてくれません。

その日の夜、家にユーリがやってきました。アーニャはセレブぶって話を盛り、バカにされたことをみんなに話します。

ロイドもユーリも本業が特殊ですから、嘘をつく事に対して考えることが人とはズレています。

アーニャの話にも二人の頭の中では嘘についてめちゃくちゃ考えたことがあるのですが、そんな事、話せるわけもなく適当に返します。

ロイド「嘘はよくないな。」

ユーリ「嘘をつくような人間はクズだ。」

・・・。

それに対してヨルは「なるべくならありのままの自分でいたいですよね…」

・・・。

いや、全員嘘ついてるじゃん。

しかも

日常的に。

アーニャはここにいる全員が嘘をついていることを分かっているので、めちゃくちゃ冷めきった顔で「うそつきはたいへんなのでもうやらないようにする。」

とまた嘘をつきました(笑)。

超能力のことは言えませんしね。

【SPY×FAMILY】９巻MISSION 58

ロイド×ボンドのコンビ回です。

「情勢がキナ臭くなっているからな。万が一に備えねば。」フランキーを悪役にしてロイドがボンドの訓練をしています。

フランキーは文句たらたらです。ですが、ロイドが気が付かないような所に気が付いて助言してくれるのがフランキー。

言葉遣いは悪くても、ロイドの友人ぽさが滲みでてグっとくる会話です。

ボンドが訓練の間にシュンとしてしまった時、フランキーがボンドは軍用犬の訓練で嫌な思いをしてきたんじゃないかと推測。

どうやらそのようで、ボンドも研究所での体験を思い出して悲しそうな表情をしています。

続けてフランキーが

「（中略）もっと楽しそうに相手してやれよ、お前はいつもそういうとこ足んねーよ。」

この言葉を聞いてロイドは訓練を中断し、ボンドと散歩に出かけます。途中、ボンドがロイドを火事の現場へ連れて行きます。

ボンドは炎が燃えている建物の中に入っていってしまいました。

ロイドもボンドを追いかけて火の中へ。

すると、ロイドの前に小さな子犬（パグかブルドック）をくわえたボンドが現れます。

助けに行っていました。

なんとか脱出して、外に出られたロイドとボンドと子犬。そして、ボンドが放火犯を発見します。

その男の鞄から着火剤が落ちてきて、ロイドも放火犯だと確信。

確保します。

先ほどの子犬も無事に飼い主の元へ。

「よくがんばったな。」

ロイドがボンドの頭をポンポンします。

「すごかったぞ…だが。」

ボンドはその「だが」という言葉に、叱られるのではないかと不安になります。

「無茶はするな」（以下中略）

「ウチにもおまえが死んだら悲しむやつがいる」

「オレも悪かった、、、」

「フォージャー家の一員であることを自覚しろ。分かったな？」

ボンドは嬉しくてロイドにスリスリ。

ロイドは照れて言い訳をしますが「久々にみんなでドッグパークに行くか？」

「お前だけ留守番でバカンス楽しんでなかったもんな」

なんて言うんです。

ツンデレの極み！

厳しいだけではなく、ご褒美も褒める言葉もちゃんと忘れないでくれるロイド。

完璧すぎますよね。

ロイドは理想の恋人であり、上司であり、父親ではないでしょうか。

【SPY×FAMILY】９巻MISSION 59

大好きな恋愛”ドラマ”バーリント・ラブ”を見て恋する気持ちが爆発したベッキー。ロイドに交際を申し込もうとフォージャー家にやってきました。

（いきなり!?）

ベッキーの行動力は素晴らしいですね。

恋する乙女はエンジン全開！

ですが、こんな積極的なベッキーも初めてロイドと対面した時は恥ずかしくてモジモジします。

挨拶も上手くできません。

可愛いですね～！！そして。

ロイドがニコニコで挨拶をしたのですが…ベッキーはその眩しさに倒れてしまいます。

その様子にアーニャはフィオナとベッキーを重ねます。

アーニャが家の中を案内しているうちにヨルが外出している事が判明。

おませなベッキーは「アーニャちゃんのママは？」ではなく

「そういえば奥さんは？」

と聞くんです。

ヨルの事をしっかりとライバル視していますよね(笑)。

ベッキーの妄想は止まりません。心を読めるアーニャはその妄想を知る事ができます。

もしもベッキーがアーニャのははになったら。

「…なしじゃない！」

えぇ～！？アーニャ、フィオナの時とは全然違います。

自分に都合が良いとなったら傾くんかい(笑)。

ヨルにもっとこだわって欲しい所です。

なので、ちょびっとだけベッキーに味方をしてロイドを遊びに誘います。

アーニャ！wwww

ド緊張しているベッキーとは別で、ロイドは巧みな話術で世間話でもしているかのようにブラックベル家の情報を聞き出します。

そうしているうちにヨルが帰宅！

ベッキー（現れたわね！ラスボス！！）

ラスボスｗｗｗ

奥さんですからね、倒せば良いってもんでもないでしょう。ここでロイドの気持ちが自分に傾きかけているとふんだベッキーは、更に猛アピール！

（今ここですべてを出しきるの！！）

ドラマで得た知識を！！！

爆。

ベッキーは結んでいる髪をロイドの前であからさまにほどき、髪をなびかせアピール。

バーリント・ラブでこんなシーンがあったのでしょうか。

ヨルはせっかくだからと、お茶を飲む時にロイドをベッキーの隣へ座るよう促します。

ベッキー、ドキンコドキンコ♡♡♡

ヨルはベッキーとロイドのやりとりを微笑ましく見ているのですが、その様子をベッキーは余裕ととらえて悔しがります。

そして、いよいよここでアレが出ます！

バーリント・ラブのペネロペが使っていたあの最終奥義！！！！

「あ～～～～～～～何だか酔ってきちゃったぁ～～」

って言いながら肩にもたれかかるの術！！

注意！！使うと後戻りはできないそうです。BYベッキー

これに反応したのはまさかのヨル。

自分がベッキーの飲み物にアルコールを入れてしまったのかと思い暴走。

慌ててベッキーを抱えて病院へダッシュ！

そして

車にひかれます（ヨルだけ）。

ベッキーを空中に投げて車にあたることを回避し、自分だけ直撃してほぼ無傷。

軽く鼻血が出たくらいでベッキーをキャッチしてすぐに走り出します。

いや、どんな訓練をしてきたのか。

そこが気になりますよね。

暴走するヨルを止めようと、ベッキーはヨルに告白。

「ロイドさまとお付き合いしたくてウソついてただけなの！！」

それを聞いてヨルはベッキーの体に何もないことを知って安心します。ヨルに怒られるかもしれないと思っていたのにヨルの態度に驚くベッキー。

ベッキーが、どうしてヨルが怒らないのか聞くと

「ロイドさんが好かれているなら私も何だか嬉しいです。ステキな方ですものね。」

そんなヨルに素直なベッキーは

（なんて心の広いお方なの…！！！）

（不倫OKなの…？）

いや、OKじゃないよ？

その後、色々あってロイドはヨルの強さに惹かれたのだと誤解。

ベッキーはロイドに好かれるべく、強くなる為にヨルに弟子入りします。

【SPY×FAMILY】９巻MISSION　60

フィオナが任務に付きます。

イチゴの輸出制限で東西平和が危ないらしいです。

可愛い…

任務の為にフィオナはロイドに印章偽造のプロを紹介してもらおうと相談し、そういうツテを持っていそうなフランキーを紹介してもらいます。

そして、フランキーの潜伏場所へ行き偽造のプロを紹介してもらいました。

少しトラブルはあったものの、またフランキーに仕事を依頼することにしたフィオナ。

なんだかまんざらでもない表情のフランキー。

え、この二人が恋に落ちるの！？

と、そんな雰囲気を思わせるような顔でした。

【SPY×FAMILY】９巻MISSION　61

トニトおばさん現る。

遅刻や風紀の乱れが目立つ、ハーフターム明けのクラス内。小さな事でもトニトに繋がるとヘンダーソン先生が注意しました。

ダミアンの取り巻きボーイ達は、ダミアンがトニトをくらう事なんて絶対に無いと言い切ります。

もしもダミアンがトニトを取ったら、ダミアンと取り巻きの２人でパンツ一丁になり校内を一周するとまで約束。

ダミアンはそんな勝手な約束するなって感じでした。

部下が勝手に約束してきちゃう、漫画ではお決まりのあのパターンです。

そんな時に大病をして入院していたマダム・シェラークが復帰したとの情報がアーニャのクラスにも伝わってきます。

とにかく些細なことでもトニトを付けまくる、歩くトニト！トニトおばさんです。

必殺技は雷一閃（トニトいっせん）

・・・。

いや、もろ霹靂一閃じゃん(笑)。

雷の呼吸でもできるのでしょうか。

まさか、育て！？（なわけないw）

生徒たちは逃げようとしますが、アーニャのクラスでもトニトおばさんの持ち物検査が始まってしまいました。

次々とトニトをくらうクラスメイト達。

ハンカチを持っていなかっただけでもトニトが与えられてしまいます。

みんなビクビクしながら持ち物検査に並びます。

そろそろダミアンの番。ダミアンは自分がハンカチを忘れてきてしまっていることに気が付きました。

ダミアンの頭の中はパニック状態です。

父ドノバン・デズモンドに一生合わす顔が無いとまで考えます。

そんなダミアンの感情を知ったアーニャは自分のハンカチをダミアンに貸してあげました。

（プランBのため）

ダミアンも遠慮するのですが「アーニャはこんなこともあろうかと」なんて言って、ハンカチを２つ持っていると伝えていつかのロイドのようにドヤ顔。

（受験の時ですね。）

そしてダミアンは間一髪、難を逃れてアーニャの番に。

はい、そうです。ハンカチ2つも持っていませんでした(笑)。

鞄をふってもで出来たのはボンドのドッグフード１粒。

・・・。

「雷。」

ダミアンは正直にトニトおばさんに話そうとしますが、アーニャがそれを止めます。

そしてダミアンはアーニャに珍しく感謝していると言いました。貸しを作られたままにはしておけない、借りは必ず返すとも。

どういう形で返すのでしょうか？

これからそういったストーリーがどこかでありそうですね！

アーニャは家に帰って今度ダミアンにカリカリのおかしをもらうことになったことをロイドに報告します。

仲良しになったんだとアーニャを褒めるのですが、アーニャの胸に光るバッジを発見！

ロイドは倒れてしまいました。

【SPY×FAMILY】９巻まとめ

この記事では

をご紹介しました。

いかがでしたか？９巻は最初から最後までストーリーがぎっしりと詰まっていました。
ロイドとヨルにも”家族”に対しての感情が少しづつ変わってきているようなところが見られますよね。

本のカラー表紙をめくると、フランキーもページがぎっちりつまっちゃって…と話しています。
単行本を購入したらカラー表紙だけではなく、中のデザインにも注目してみてくださいね！