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【アンデッド アンラック】 ショーンはアンデラのキーパーソン⁉

2023年8月1日

 

あなたはショーン・ダッツをご存じでしょうか?
アンデッドアンラックに登場する人物なんですが。

彼は物語に登場するただのモブじゃないんです。
むしろ、この物語の核心とはなにかを表している可能性があるのです。

ショーンは2つの点に置いて重要な役割を果たしているのです。
どんな風に重要なのか気になりますよね?よね??

では、彼の人物像や能力、風子との関係を紹介しつつ、その重要性について明らかにしていきたいと思います。

是非、最後まで読んでみてください。お願いいたします。

 

【アンデッドアンラック】ショーン・ダッツの人物像は?

https://twitter.com/mr_ym04/status/1573121076565258240

ショーンは18歳の少年。
いつも帽子をかぶり、金色の髪がそこからはみ出しています。
帽子集めが趣味。(かわいい。私も同じ年頃に帽子集めてたなぁ。1泊旅行に帽子3つ持って行ってました。)

彼はブラジルでギャングとして生活していました。スリに、殺人になんでもござれです。
特技はバタフライナイフ回し。
好物は果物全般です。(更にかわいい。私は梨が一番好きかな!バナナも捨てがたい!!)

 

「18歳」といえば青春真っただ中な多感な年ごろ。
本当は、高校に通い、友人と勉強に運動に励んでいたかもしれません。
部活(ブラジルだから多分サッカー部!)に入って、他校のライバルと汗を流し、「ザ・青春」を謳歌していたかもしれません。
帰りにファストフード店で友達とおしゃべりしたり、笑いあったりしていたかもしれません。

でも、彼はそんな「18歳」を過ごすことができません。
それもすべて彼の能力が招いた結果です。
能力がなければ、「ザ・青春」を過ごして、もっと楽しい人生があったかもしれないのに。
そう考えると、この世の理(ルール)が罪深く、それを強いられることは理不尽極まりないことだと思います。

上記のような青春が正しいというわけじゃないですよ。
あくまでも、一般に正しい(王道)といわれる青春を挙げたまでです。
かくいう私は全然そんな青春じゃない、陰鬱な18歳を過ごしました・・・。
更に、ショーンがそれを望んでいたかは分からないですし、もしかしたら、能力がある人生を楽しく過ごしていたかもしれないです。

ただ、能力があることで一つの生き方を強いられることは本当に理不尽だということです。
やりたくないことをずーっとやらされるということを想像してください。
生きることが辛くなりませんか?
ちょっと彼に同情してしまいます。
アンデラの物語の核心・最終目的は、理を強制される理不尽を解消するためにどうすればよいのか、ということにあるのかもしれません。

 

【アンデッドアンラック】ショーンの能力とは?

さて、そんな彼の能力についてお知らせいたします。

UNSEEN(アンシーン)<不可視>
-自己対象-強制発動型-

彼は瞼を閉じることで相手から彼自身を認識できなくなります。
可視することができない=不可視となります。
認識できなくなるのは、彼自身と彼自信が所有していると認識している物です。
体自体はもちろん、服を着てると本人が所有認識していれば見えなくなるということです。
もちろん、武器だって自認識していれば相手から見えません。

簡単に想像できるのは、透明人間です。
HUNTER×HUNTERなら、メレオロンをご想像ください。
彼の場合は、息を止めている間、という発動条件ですが。

彼の弱点は、目をつむるので自分も周りが見えなくなるということです。
その弱点を解消するため、第三の目を額に移植します。
なので、帽子の後ろにあるあの開いてる部分から第三の目が見えるようになっています。

ちょっとここで、簡単に解説です。
アンシーンは自己対象、強制発動型と言いました。
能力の対象は誰なのかによる区別:自分自身(自己)に使えるなら自己型。
どのような条件で発動するのかによる区分:発動条件が満たされたら本人の意思に関係なく発動される強制発動型。
といった感じです。

この他にも、他対象型(対象が自分以外)、任意発動型(自分の判断で発動できる)があります。
ただなんとなく、一概にこれに収まらない気がします。
どのタイプなのか明らかにされてない場合や、実は別のタイプだったとかもあるようです。

まあ、確かに自分の能力を明らかにすることは、手の内を晒すことと同意義なので隠すことも戦略のひとつです。
なので、そこを予想しながら見るのもアンデラの面白さかもしれません。

 

【アンデッドアンラック】ショーンはアンデラのキーパーソン!?

ブラジルでギャング生活をしていたショーンですが、組織のクエスト対象となっていました。
UNDERのメンバー、リップにより捕まり拷問され、強制的にUNDERに加入させられます。
彼は、組織加入を機に、弱点を克服するべく、額に第三の目を移植します。
ここで帽子のあの部分から出てる髪の毛から第三目が出てくるようになります。

未来で彼は、課題クエストUMA秋(オータム)戦に参加し、ユニオンの風子を暗殺することになります。
しかし、未来を知る能力を持つ安野雲という人物が、風子暗殺の未来を阻止すべく登場し、失敗に終わります。
そして、逆にショーンは風子と行動を共にするアンディに攻撃され、体を真っ二つにされてしまいます。
彼の命はここでこと切れてしまいます...。

短くも激しい一生。
18歳でギャングで名をはせ、捕らわれて組織に加入し、重要人物の暗殺を任されるが殺されて死んでしまう。
戦国時代の若武者の話のような彼の歴史ですね。
「命惜しむな名をこそ惜しめ」という考えが彼にあったかは別として、
風子暗殺を企てた人物としてショーンは重要な扱いを受けるのは間違いないと思われます。

彼の運命が「能力」によって左右され、戦いに身を投じ、死を選ばされる。
彼は「世の理の理不尽さ」を体現させていると感じさせられます。
やはり、この物語の最終目的はこの理不尽を解消したいということにあるのではないでしょうか。
そう考えると、彼の存在はとても重要だと思われます。

つまり、ショーンは二つの点で物語の重要な人物なんだと思います。

彼はアンデラのキーパーソンだということです。

 

【アンデッドアンラック】ショーンについてまとめ

ショーン・ダッツについて、ざっくりと、駆け足でお話させていただきました。

彼の人物像では、18歳でまだまだ若気たっぷりなのに、世の理を強制される理不尽さについて。

彼の能力では、UNSEEN(アンシーン)<不可視>の概要と、自己型などの型による区分があることの紹介。

風子との関係では、風子暗殺を企てた人物として、「世の理の理不尽さ」を体現している、という2点において重要だと指摘しました。

彼は重要なキーパーソンだということです。

ひとりの人物紹介でこれだけのことが語られていると想像すると、
アンデッドアンラックって本当に面白い作品だなと感じました。
また、この気持ちが読んでいただいた方にも少しでも伝わればいいなと思っております。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

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